2019年6月16日日曜日

池井戸潤・著「ノーサイド・ゲーム」。TBSで7月にドラマ化


こんばんは。ひとりです。

「ノーサイド・ゲーム」を今、読んでいます。

池井戸潤さんの原作で、ドラマ放送が7月に予定されています。

大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。君嶋は出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、左遷人事で府中工場に総務部長として赴任することに。 
意に染まない異動だが、これもサラリーマンの宿命。やるせない思いで赴任先の工場に赴いたところ、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。かつては強豪チームだったアストロズだが、いまは成績不振にあえいでいた。 
こうして知識も経験もない君嶋にチーム再建という重荷が課せられた。低迷するラグビー部と出世の道を絶たれた君嶋の、再起をかけた戦いが始まる。

同じ社会人スポーツを題材にした同著者の「ルーズヴェルト・ゲーム」を思い出しますが、本作には前著にない、スポーツチームの経営要素が盛り込まれています。

奇しくもスポーツチームの経営について、日経新聞夕刊にビジネスマネジメントの視点からの記事が掲載されています。

Jリーグ「経営上手」決定戦。8指標で算出、首位はレッズ
日経新聞 夕刊 2019年6月15日

各チームの平均入場者数から客単価、売上高・チーム人件費率、SNSのフォロワー数まで、8つの経営指標を基に各クラブのビジネスマネジメント力がランキングされています。

本作の主人公が担うゼネラルマネージャーにもまた、チームのビジネスマネジメント力が求められ、試されます。

言うまでもなく私のビジネスマネジメント力は、皆無に等しいです。


ノーサイド・ゲーム