2019年6月15日土曜日

高齢者を狙うゆうちょ銀行。9割の店舗で投信を不適切販売か


こんばんは。ひとりです。

投資信託の不適切販売がゆうちょ銀行で行われていました。

高齢者に対して適切な手続きや調査を踏まずに販売していたようです。銀行の窓口で投資信託を買い求める人は、資産運用を始めたばかりの初心者、もしくは適切な判断ができない高齢者が多いと想像できます。そこにつけ込んだ不適切な勧誘、営業ということでしょう。

ある個人ブログでも以前、同行の行員がそのブログの高齢の母親に対して金融商品の勧誘を持ちかけた話題を読んだことがあります。

その際は、複数の行員が結託して顧客の信用を得ようとしていたとありました。不審に思った先のブログの著者が、ゆうちょ銀行の窓口に足を運んで発覚したそうです。

1人の行員の話に信頼性をもたせるために、別の行員がさも客観的な意見を述べるように口裏を合わせる。巷の会社営業ではよく聞く話かもしれませんが、まるで詐欺組織のような手口です。

ゆうちょ銀行の230ある直営店のうち、約9割の店舗で不適切な勧誘、営業が常習的に行われていたようです。これまで表に出てこなかっただけで、行内では当たり前に共有されていたのでしょう。

投資信託を始め、保険商品が銀行の窓口で求められるようになって久しいですが、こんな話題が出ると、適切な商品案内が他行で実施されているとは考えにくいです。

この話題を新聞で読んでから、私のゆうちょ銀行の通帳残高を確認してみました。現残高は212円でした。

これといった利用はここ数年なく、瓶一杯に貯まった小銭貯金の両替に利用したぐらいです。それも2年ほど前で、クレジットカードを日々の買い物に利用するようになってから、小銭の使用量も、小銭貯金も少なくなりました。

資産運用をする前は、貯金といえば郵便貯金(ゆうちょ銀行)の定額貯金でしたが、それももう過去の話です。