2022年12月22日木曜日

ビーロットの損切りを完遂。NISAで長期投資なら日本株以外で


こんにちは。ひとりです。

底辺株ビーロットの損切りを完遂しました。この底辺株の値動きに今後、惑わされることはもうありません。譲渡損は積み上がり、今年の譲渡益、分配金だけでは賄えきれませんが、それもしようがなし。来年に損を繰越します。

利益のある米国株を売却して損を埋め合わせたくなりますが、それは投資下手のやり口と理解して、日々増える「譲渡益税徴収・還付のお知らせ」のマイナスに耐える次第です。

NISAで長期投資するなら日本株以外で。投資初心者こそ日本株外の運用をお勧めします。

ブックオフの自宅集荷、買取サービス。150冊弱で約4,400円


こんにちは。ひとりです。

ブックオフの買取サービスを先日、利用しました。買取価格は150冊弱で約4,400円です。クーポンで買取価格を通常価格より20%アップしてもらいました。

価格は1円でも高く売れればそれに越したことはありませんが、引っ越しにあたって荷物が増えるのを避けたかったので、まあよしとします。

買い取りは今回、ダンボール2箱と冊数が多かったため、自宅まで集荷してもらいました。買取査定の結果は先の通りで、2/3の100冊程度に値がつき、残りは値段がつきませんでした。ページの折り曲げや汚れのせいでしょうか。

内訳を見ると、新書などは1円〜3円、新刊は800円程度と差があります。メルカリで売却することも考えましたが、なにぶん冊数が多く、出品、発送の手間を考慮して、まとめて売却できるブックオフを選びました。

このように読み終えたあとのことを考えると図書館を利用するのが一番で、また新刊の小説などで、図表がないものは電子書籍が良いです。

2022年12月20日火曜日

NISA年内投資期限。12月30日に投資 → 2023年枠になる


こんにちは。ひとりです。

2022年分のNISA投資可能枠が残り600,000円弱残っています。私は一般NISAを利用しており、米国ETFに年4回つみたて投資しています。ただ、枠が残っていても投資余力がありません。今年は投資せずに終わりそうです。

NISAの投資可能枠、買付余力がある方ならまだ、2022年分の投資に間に合います。年末がNISA投資の期限ですが、注意点は「約定日」と「受渡日」です。

約定日は、買い注文が成立した日を指します。受渡日は、その2営業日後を指します。

  • 約定日 … 買い注文が成立した日
  • 受渡日 … 約定日の2営業日後

NISA口座で例えば、2022年12月30日に約定しても、受渡日は2営業日後の2023年1月5日になります。つまり、2023年分のNISA枠での受け渡しとなります。2022年のNISA枠で投資したければ、12月28日の売買で年内の受け渡しが必要です。

2022年のNISA枠で投資
  • 12月28日 約定 → 12月30日 受け渡し

2023年分のNISA枠で投資
  • 12月30日 約定 → 2023年1月5日 受け渡し

NISAの投資枠が2024年から拡大されるなか、その投資枠を全て使い切れる方は限られると想像できます。つまり、投資に振り向けられる金額がそれほど無いということです。私もそのうちの1人です。

NISA口座は、非課税のメリットが紹介されるばかりですが、同口座で損失が発生した(投資に失敗した)場合、損益通算ができない(救いがない)点も、NISA口座を利用する前に理解しておくべきだと思います。


2022/11/27
確定利益額を100万円と仮定すると、売却益が70万円、配当金、分配金が23万円、NISA口座での売却益、配当金が6万円となります。株式投資で利益を上げる優先順位はやはり売却益ということです。

2022/05/14
9年分の確定損益、含み損益の合計額を月換算すると、約7,084円です。9年間毎月、7,000円が入ってくると考えると大きいですね。9年前にNISAを始めて良かったと思います。

2021/06/09
米国株への投資額は、日本株の1/4程です。いずれはこの投資額を反転させて、米国株への投資をメインにしたいと考えています。

損切りで日本株から撤退。底辺株 ビーロット、恥株 キヤノン


こんにちは。ひとりです。

NISAの恒久化、投資枠1800万円に拡大で改革の機運が熱する株式市場ですが、今日の日経平均株価は、前日比2.46%と大きく下げています。また円高に振れたことで、東証上場の米指数に連動するETF(ヘッジなし)はいずれも4%超の下落です。

私は年末に向けて持ち株の損切りを進めています。例えば上がらない「底辺株」ビーロット(3452)。上がらない株をいつまでも持ち続けていては、資金効率が悪いです。この底辺株はコロナ直前に買い始め、買値から50%付近まで下落しました。それから2年が経過しますが、上昇の気配はありません。

今年の譲渡損益は12月に入って、この底辺株ビーロットの損切りで既にマイナスの状態。分配金との損益通算を当て込んで、マイナスにならないラインまで損切りを進めようと思います。

またこの底辺株を損切りしてもまだ残っているのが「恥株」キヤノン(7751)です。こちらは8月末に一時、3500円まで上がりましたが、その後は恥株の名の通り、下落する一途。今日の終値はついに3000円を割りました。3500円の時に売っておけばよかったとは、投資下手の言い訳です。

ビーロットなど、キャノンなど買わなければよかった。早く売ればよかった。心からの声です。「底辺株」「恥株」を全て売りさって、日本株から来年中に撤退します。長期投資なら先進国(日本除く)でしょうか。

2022年12月17日土曜日

引っ越し査定に備えて。切れた電球をダイソーのLEDに交換


こんにちは。ひとりです。

引っ越しの日取りが決まり、荷物を整理、処分中です。

約10年暮らした部屋のため、床の汚れや凹み、収納扉の塗装剥がれなど、借り主が負担する修理費用が発生しそうです。気になる汚れは取替やクリーニング費用がかからないように、査定前にしっかりと掃除しようと思います。


もう数日しか過ごさない部屋の電球にはダイソーのLEDを


備え付けの照明器具が一つ、寿命を迎えて切れています。廊下の電球型蛍光灯で、他のLED型電球よりも短命でした。リビングの光が廊下まで届くので照明がなくても問題なく、交換せずにほったらかしにしていました。

ただ引っ越しとなると、退去時の査定で電球の取り替え費用が発生してしまうので、そのままの訳にはいきません。同型の電球型蛍光灯は既に生産されておらず、口金サイズが同じE26のLED電球への交換を検討していました。

ネットで価格相場を調べると、LED電球はだいたい600円前後で売られています。明るさや定格寿命の長短が値段の差です。査定で電球の取り替え費用が発生すると、おそらく1,000円は超えるでしょうから自分で交換したほうが割安になることは間違いありません。

ただ、もう数日しか過ごさない部屋の電球には、できるだけお金を掛けたくないのが正直なところです。100円でも安いLED電球を探していると、100均のダイソーにLED電球があるのを見つけました。

消費電力によって100円商品のほか、200円、300円とラインナップがあります。もちろん私は、100円の40W形相当、昼白色の商品を選びました。それでも定格寿命は20,000時間です。使い方にもよりますが4、5年はもつでしょう。

さっそく交換してみると、短い廊下を照らすには十分な明るさです。これならもっと早く交換しておけば良かったと思えるほど。部屋の電球が今、切れている方にもおすすめです。

2022年12月16日金曜日

引っ越し見積もり。判断基準は結局、価格と当たり前の丁寧さ


こんにちは。ひとりです。

引っ越しを現在検討しています。運転ができれば荷物を、普通免許で乗れる2tトラックを借りて運べばよいのですが、なにしろ20年超のペーパードライバーなので不安があります。

移動距離は130km未満といったところ。無理をして事故を起こしてしまってはどうにもしようがありません。ここは安全策をとって、業者に引っ越し見積もりを依頼しました。


引っ越し回数を重ねる度に増える荷物


引っ越しは今回で3回目です。1度目は実家から就職先へ、単身パックを利用してあらかじめ用意されたカゴに積載できる分だけの荷物を運びました。2度目は運転を知人に頼って、居住環境を優先した場所へ引っ越しました。引っ越しの回数を重ねる度に荷物が増え、そして今回、3度目の引っ越しです。

独り身なのは約15年前の1度目の引っ越し時と同じですが、荷物が増えた分、単身パックとはいかず、やむなく訪問見積もりをお願いしました。訪問が必要なのは、運ぶ荷物の量(輸送トラックの大きさ)を確認するためです。荷物が増えたとはいえどうやら2トンショート車で間に合いそうです。


相見積もりサービスを利用するも、結局1社ずつと調整


見積もりは、相見積もりが一括で取れるとうたうネットサービスを利用しました。当初は、現住所、引越し先、引越し時期、荷物の多少等を入力すれば、各社の見積り金額が一括で分かると勝手にイメージしていましたが、それとは異なり単に4、5社に見積もりを依頼するサービスでした。

必要情報を入力して送信した途端、引っ越し業者からの電話が鳴り出し、通話中にも着信が続く始末。結局4社と連絡を取り、訪問見積もりの日程を1件ずつ調整しました。遠隔からネットを用いた荷物確認で、見積もり依頼ができるようですが、設定ややり取りが面倒そうだったので訪問見積もりを依頼しました。


相見積もりサービスは、他社を意識させる効果がある


訪問見積もりを受けるなかで気がついたことですが、相見積もりサービスを利用する利点は、他社でも見積もりを取っていることを知らせて、価格競争に持ち込めることです。

こちらが何も話さずとも他社を意識しているのが伺えます。特に閑散期の場合は、トラックや作業員を稼働させ、固定費を少しでも回収することを優先するようです。その分、費用は交渉の余地が生まれます。


「定価」のあとに「オーダー価格」を提案して得感を演出


最初に「定価」を提示しておいて、そこからこれだけ割引しますと30%〜60%引いた「オーダー価格」を提案するやり方には違和感や不信感を持ちます。一方で利用者は結局、安く済めばそれに越したことがないのも事実です。

今回の引っ越し条件と、見積もりを依頼した4社の提示価格です。

引っ越し距離
  • 130km未満

引越し時期
  • 閑散月の上旬〜中旬
  • 平日でも可

引っ越し人数、荷物
  • 単身
  • 荷物少(2トントラックショート)、作業員2名
  • テーブル大、本棚大、自転車 ほか
  • エアコン取り付け、取り外し、電気工事なし
  • 冷蔵庫、洗濯機の運搬なし。引っ越し前、引越し時にリサイクル回収
  • 荷造り、荷解き 依頼者担当

支払い方法
  • 現金一括払い

上記の条件で4社から見積もりを提案してもらいました。金額は全て税込みで、千円未満の端数は切り捨て処理しています。カッコ内は割引前の定価です。

  • A社 … 65,000円(100,000円)
  • B社 … 90,000円(100,000円)
  • C社 … 45,000円(120,000円)
  • D社 … 89,000円(110,000円)

最初に定価を提示して、こちらが何も言わないうちに勝手に割引するのは、各社共通です。それが引っ越し業界のやり方なのでしょう。その点を1社に問うと、引っ越しはオーダーメイドのためという返答がありました。

荷物量はもちろん、電気工事の有無、荷造り、荷解き、日程調整、間取り等、多々考慮する点があるためでしょう。さらに、最初に割高な定価を提示することで、割引率、得感を演出するためでもありそうです。

また上記見積金額に加えて、家電リサイクル料金(冷蔵庫、洗濯機)が約13,000円かかります。荷物搬出時に合わせて、回収を引越し業者に依頼することもできます。


安く、荷物を丁寧に運んでくれればよい。それ以上は不要


A社65,000円と、C社45,000円で最終調整して決めたいと思います。結局落ち着くところは価格です。いくら教育や訓練を重視している、作業員の身元は明確に、○○で引っ越し業界1位と、他社と差別化、付加価値をうたっても、私のような単身引っ越し者で、荷物がさほど多くない者には響きません。

荷物を当たり前に丁寧に運んでくれれば、それ以上の付加価値、オプションは必要ありません。ただ、その当たり前の丁寧さを身につけるのが一番難しく、他社と差が出るところかもしれません。

2022年12月14日水曜日

NISA枠が360万円に拡充。つみたて型120万、一般型240万


こんにちは。ひとりです。

NISA(ニーサ)の投資枠が2024年から、つみたて型、一般型とともに拡充されます。

年間投資枠
  • つみたて型 … 120万円(現行40万円から3倍)
  • 一般型(成長投資枠)… 240万円(現行120万円から2倍)

ほかに投資期間が無期限になり、つみたて・一般の両型を同時期に利用できるようになります。つまり投資枠がつみたて型、一般型の枠を合わせると年間360万円になります。

年間投資枠(合計360万円)
  • つみたて型 … 120万円
  • 一般型(成長投資枠)… 240万円

一方で、1,800万円の生涯投資上限額が設けられます。

生涯投資上限額(合計1,800万円)
  • つみたて型 … 600万円(目安 120万円 × 5年)
  •  一般型(成長投資枠)… 1,200万円(目安 240万円 × 5年)

この生涯枠1,800万円は買い付け残高で管理されます。そのため、生涯枠一杯に投資しても、その一部を売却して生涯枠に余裕が生まれれば、また投資できるようになります。

私は現在、一般NISAを利用して投資しています。投資枠は120万円ですが、それも投資枠を使い切ることはここ数年ありません。投資余力が少ないことがその要因です。

ただ今後、毎月決まった給与が得られる仕事につけば、その状況も変わるかもしれません。

2022年12月6日火曜日

リーガルの踵と前底を修理。シューズは10年で2割の値上がり


こんにちは。ひとりです。

リーガルのビジネスシューズの修理を「ミスターミニット」に依頼しました。15年前、10年前に購入した2足で、踵(ヒール)と前底(ソール)の修理です。ミスターミニットは店舗で修理が完結するため、修理依頼当日の受取りが可能でした。

私はスーツを毎日着て働く仕事についていなかったため、ヒール、ソールの消耗は購入年数の割に少なく、気にせずこれまで履いていました。一方でここ最近、スーツを着る機会が増えると共にヒールの減りが気になって、最寄りの修理店に持ち込みました。

修理は当初、ヒールのみを考えていましたが、ソールの減り具合を店頭で確認して、ヒールとソールの同時修理を提案してもらいました。修理代金は1足で6,336円(税込み)です。店舗によって修理代金が異なるようです。

ヒール、ソールの修理代金 … 6,336円(税込み)
  • ヒール(ビブラム製、Vibram) … 3,366円(税込み)
  • ソール(標準ゴム) … 2,970円(税込み)

ビブラム製は耐久性が標準ゴムよりも高いと言われ、その分、付加価値が高く価格に反映されます。私は、より消耗するヒールはビブラム製に、ヒールほど減りが早くないソールは標準ゴムを選びました。ソールもビブラム製にした場合の代金は税込み3,465円で、標準ゴムソールとの差額は495円です。

今回は2足修理しましたので、合計12,672円です。靴メーカーに依頼した場合、ヒールのみで約5,000円、修理期間は3週間前後かかります。正規品の安心やブランド、価格や修理時間、何を優先するかで修理先は自ずと決まります。

替えの靴紐をリーガルの店舗に買いに寄った際に、この10年の靴の値上がり具合を伺ったところ、約20%ということ。25,000円の靴なら30,000円に、35,000円の靴なら4,2000円と、値上がり前の価格が高いほど、その値上がり額が大きくなります。

ちなみに税抜き300円だった替えの靴紐(2足分)が、ここ10年で同500円に値上がりしていました。7割弱の上昇です。

高いからと敬遠するのではなく、リーガルのような良いものは、長く大切に使いたいですね。

2022年12月3日土曜日

海外二重課税回避。SPDR S&P500 ETF(1557)から分配金


こんにちは。ひとりです。

SPDR S&P500 ETF(1557)から先日、分配金計算書が郵送で届きました。私は権利確定日時点で19口保有していたため、受取金額は3,185円です。指定の銀行口座に振込みがありました。

東証に上場するS&P500指数に連動するETFは数商品ありますが、このETFの場合は他のETFと異なる点があります。例えば為替レートで受取分配金が変化する点、国内外で二重に課税される点、振込先が銀行口座で、証券口座ではない点です。

  • 為替レートで受取分配金が変化する
  • 国内外で二重に課税される
  • 振込先が銀行口座で、証券口座ではない

今回の分配金は9月19日が基準日で、支払額に対する為替レートは146.56円でした。1口当たりの分配金は1.596398ドルで、保有する19口と掛けると約30.33ドルです。

1.596398(ドル)× 19(口数)= 約30.33(ドル)

この分配金(ドル)に先の為替レートを掛けたものが、税込分配金(円)です。

30.33(ドル)× 146.56(ドル)= 約4,445(円)

ここから外国税額10%と、国内所得税15.315%、住民税5%が差し引かれ、受取分配金が3,185円となります。外国で二重に課税された分は、確定申告で還付されますが、確定申告に要する手間と還付される額の少なさを考慮すれば、確定申告を見送るという選択も一つです。

私は米国株式口座でETFに投資しているため、その分と合わせて毎年、申告しています。

2022年12月1日木曜日

FI「RE」から3年が経過して気が済んだ。そろそろシフトの時


こんにちは。ひとりです。

巷ではFIREという言葉が流行りました。経済的に成功して、早期にリタイアすることです。

「リタイア」の捉え方は人それぞれで、仕事を辞めることが真っ先に思い浮かびますが、その他には時間的、精神的に余裕を持てる仕事に転職したり、優先順位をお金からやりがいにシフトした働き方に変えたりと様々です。

リタイアは必ずしも「働かない」ということではありません。仕事と苦痛を切り離すこと、と言い換えられるかもしれません。

私は2020年から「RE」をしました。達成というより、選択したという方が適切です。「FI」は難しいですが、「RE」は簡単です。早期にリタイアすれば良いだけですから。

私の場合、挑戦したいことに時間を割くために早期にリタイアしました。ただ、これからもずっとリタイア状態を継続できる経済的な成功は遂げていないため、いずれはリタイアからお金を稼ぐための苦痛を伴う仕事にシフトしないといけません。

RE状態を約3年続けて気が済みました。そろそろシフトの時です。では現実的にこれからどうするか。悩むことはいろいろあります。まずはどんな仕事に就くかです。

株式投資を幸いに10年近く続けており、賃金の低い仕事でも株式投資からの収益を合わせた「ダブルインカム」を達成すれば、一人暮らしには問題ありません。

若い頃のような仕事への偏見やプライドもこの年になると低くなり、仕事の選択肢の幅が広がりました。ただ未経験の仕事となると、仕事を選ぶよりも、いかに選ばれるかが大切です。

中年で未経験となれば、敬遠されるのは目に見えています。人手不足はつまり、必要な知識や経験を持った人がいないことであって、そうでない未経験、知識不足の人は私のようにたくさんいるという認識です。

働くことで定期的な収入が得られれば、それを投資余力に加え続けることができます。給料が上がらなくても、資産が増え続ける仕組みの一部は株式投資を続けてきたこの10年ですでに出来上がっています。RE時代に機能不全に陥ったその仕組みを今後、復興すれば良いので、ゼロからのスタートより気は楽です。

2022年11月27日日曜日

売却益70%、配当金23%、NISA6%。9年間の投資成績 内訳


こんにちは。ひとりです。

株式投資からの収益を分類すると2つあります。値上がりによる売却益と、配当金、分配金による収益です。私はそれらの収益を税金がかかる特定口座と、税金がかからないNISA口座で分けて管理しています。

特定口座
  • 売却益
  • 配当金、分配金
NISA口座
  • 売却益、配当金、分配金

確定利益の内訳がどの程度か、2014年から2022年までの9年間の成績を確認してみます。四捨五入したため合計が100%にはなりません。

特定口座
  • 売却益 … 約70%
  • 配当金、分配金 … 約23%
NISA口座
  • 売却益、配当金、分配金 … 約6%

確定利益額を100万円と仮定すると、売却益が70万円、配当金、分配金が23万円、NISA口座での売却益、配当金が6万円となります。

確定利益額を100万円と仮定した場合の内訳
特定口座
  • 売却益 … 70万円
  • 配当金、分配金 … 23万円
NISA口座
  • 売却益、配当金、分配金 … 6万円

いかがでしょうか。売却益が7割と圧倒的ですが、配当金も軽視できません。NISAは年間の投資限度額が設けられていること、またNISA運用開始当初からの5年間は、短期売買の薄利確定に徹したことが、割合が低い要因として挙げられます。

株式投資で利益を上げる優先順位はやはり売却益ということです。配当投資を軽視するわけではありませんが、そこは自身の投資額の大きさや、株式投資以外からの定期収入の有無で投資額を日々増やしていけるかなど、個人の投資条件や考え方、リスク耐性の有無によるところが大きいです。

株式投資。日本個別株投資で資金効率が悪化、投資成績が低下


こんにちは。ひとりです。

今年も終盤を迎え、投資成績がおおよそ見えてきました。確定利益額は昨年2021年を上回りそうですが、満足できるものではありません。

投資元本比で15%超の利益を上げていた2017年、2018年との違いは明確です。その違いは資金効率の是非です。

資金効率が悪化した原因は、2019年ごろに日本個別株に集中投資したからです。上がらない日本株に投資したせいで、また損失をすぐに確定しなかったせいで、今もだらだらと保有している恥株、底辺株に私の投資資金が滞留しています。

2021年から徐々にそれらを排除(損切り)してきましたが、まだ私のポートフォリに根を張っています。今年の年末にもう少し損切りし、さらに来年中には一掃します。

株式投資はその投資額の大きさがものをいいます。いくら10%、20%儲けようが、100万円と1,000万円の差は歴然です。

人は記憶で生きるもの。良いことよりも、わるいことが鮮明に


こんにちは。ひとりです。

2022年も終盤に差し掛かりました。年初に立てた目標はどうだったかというと、結果が出ませんでした。

叶わなかった過去ばかりを悔やんで、この先の気力を失ってしまっては残りの人生がもったいない、そう自分に言い聞かせてはいますが、なかなか心がついてきません。人は記憶で生きるもので、今年のだめだったことが、良かったことよりも鮮明に思い出されます。

目標を叶える過程で努力したこと、自分に残ったことは絶対にあるはずで、それを拠り所に、推進力にして今年の残りを、来年を歩んで行ければと思います。

2022年11月26日土曜日

ペーパードライバー。アクセル、ブレーキペダルは左右どちら


こんにちは。ひとりです。

私は自動車免許を持っていますが、車には免許取得後、数回しか乗っていません。実に20年超のブランクがあります。住んでいる場所の交通の便がよく、また1人での移動が主であるため車の必要性がなかったためです。移動は電車や自転車で用が足りましたから。

また乗り物酔いがひどいため、遠出を避けてきたのも理由の一つです。運転手は酔わないとは言いますが、車移動に嫌悪感を持っているため関係ありません。ですが、田舎となると車を避け続けるわけにはいきません。

セミリタイアを進める上で、生活の基盤を都心から長閑な地方に移すとなると車が必要です。趣味の車ではなく、通勤、生活必需品としての車です。

アクセル、ブレーキペダルが左右どちらかも忘れてしまったペーパードライバーの私が、いざ運転を始めるにはどうすればよいか。迷った末に最寄りの自動車教習所に「ペーパードライバー向けの教習はありますか」と、費用と合わせて問い合わせてみました。


卒業間近の高校生で溢れ、ペーパー教習停止中


ペーパードライバー向けの教習はあるが、この時期は就職を希望する卒業間近の高校生がたくさん通っており、一時的に教習を停止しているとの返答。教習再開は4月になるとのことでした。

ちなみに教習料金は1時間あたり5,000円程度。複数の教習所のペーパードライバー向け教習費用を事前に調べると1時間あたり15,000円前後だったのでその費用の低さに驚きましたが、やはりそれには理由があって入会金20,000円超が必要とのこと。3時間の教習でだいたい40,000円前後は必要になります。

いずれにせよ教習停止中のため、概要を問い合わせるのみで終えました。 こうなるとレンタカーを借りて、どこか広場で練習を繰り返すのが現実的です。

2022年11月25日金曜日

SBI証券、米国四季報当選。3年後も市場に参加するために


こんにちは。ひとりです。

米国会社四季報がSBI証券から届きました。プレゼントキャンペーンに応募した分で、2019年号以来の当選です。

2019/05/30
米国会社四季報のプレゼントキャンペーンを先日紹介しました。米国株、もしくは米国ETFを期間中に買い付けた人が対象で、そのキャンペーンに今回、当選しました。

2019年以降も毎回キャンペーンに応募していましたが、一度当選した人には当たらない仕組みなのかと思うほどの落選続き。

それでも米株を買うきっかけになると思い(キャンペーン応募には一定額の米株、ETFの購入が必要)、応募を続けていました。そこに来て今回の当選、忘れた頃にポストに配達されていました。

次の当選は3年後の2025年号でしょうか。それまで市場に参加できていれば良いです。


四季報が米国ETFへ投資するきっかけに


私は2019年号の米国会社四季報当選をきっかけにして米国ETFへの投資を深めました。四季報の巻末にはETFがベンチマークごとに掲載されており、その時はまだSBI米国株アプリがリリースされていなかったこともあって、貴重な情報源でした。

個別株には手を出さずに今日に至りますが、コロナショックの下落とその後の上昇、今年に入っての変動落差を見るとETF投資で結果的に良かったのではと思います。ETFだからこそ値が下がった時も保有し、つみたて投資を続けられたと考えられます。

気にしていたオクタやドキュサイン、アドビなどの個別株は、コロナショック後の上昇に乗っていれば大きく値を上げましたが、投資タイミングを誤って今に至れば、大きな損失を抱えて身動きがとれなかったでしょう。


投資商品は現在3つ。いずれも15%超の含み益


私は現在、3商品に投資しています。VTIとVYMを特定口座で、VIGを一般NISA口座で保有しています。ドル換算でいずれも15%超の含み益が、円換算だと39%以上の含み益です。

日本株は、長く持ち続けることによる資金効率の悪さを経験済み、経験中ですが、その点の不安や鬱憤が米国ETFには少ないです。

保有中の日本株を早々に損切り、または薄利確定し日本株投資から撤退したいのが本音であり、3年後も市場に居続けるための最適な道の一つであると確信しています。

2022年11月13日日曜日

価値観の明確化は年齢と共に。投資を始めて2023年で10年目


こんにちは。ひとりです。

株式投資を2014年から始めて、2023年で10年目を迎えます。

投資を始めたきっかけは退職でした。30代前半、次の就職先を決めずに安易に退職したその勢いで証券口座を開設しました。この10年間に複数の「ショック」を経た株式市場と同様、振り返ると私の生活も「ショック」の連続でした。

その私生活での救いは一つ、株式投資を続けていたことです。少額とはいえ金銭的な余裕が仕事、挑戦への選択肢を増やし、後押しし、気持ちの安定につながりました。

結果は出ずともその挑戦を悔やむ気持ちはありません。やりきったという気持ちが大きく、時間が経ち、もしかしたらまた挑戦したいという気持ちがわくかもしれません。その時に挑戦できる環境を今のうちに整えておくことにします。

2017年から始めたイデコ口座の運用成績です。挑戦できる環境は経済面、身体的・精神的な健康面の充実あってこそ。

イデコ(個人型確定拠出年金)
資産状況(2022/11/12 現在)
  • 拠出金累計 1,382,232円
  • 資産残高 1,756,141円
  • 損益 373,909円(27.1%)

価値観の明確化は年齢と共に自然となされます。例えば、
  • 自分には何が必要か
  • 何があると幸せを感じるか
  • 何をしていると充実感を得られるか
  • どういったものに価値を置くか
  • 何が必要でないか

これらの価値観が早い段階で明確になっていると、人生の大きな方向性も明確になります。ようやく私はその一片が見えてきたようです。

2022年5月14日土曜日

NISA投資9年目。2014年〜2022年5月現在までの確定損益額


こんばんは。ひとりです。

私は一般NISA(ニーサ)口座を開設しています。2014年の制度開始から利用しているため9年目です。

当初は年をまたいで投資商品を持ち越すことはなく、例えば2014年に投資した商品は2014年度中に利益確定するという方法をとっていました。

その方法を2018年まで続け、米国ETFに投資し始めた2019年からは5年間持ち続ける、またはロールオーバーするつもりの投資に切り替えました。


毎月7,000円が9年間続けて入ってくる計算に


2014年からの投資成績を控えています。金額は確定損益、配当込みです。またNISA口座で保有する米国ETFの含み損益が現在、1,180.90ドルあります。1ドル125円で換算すると147,612.5円です。9年間の確定損益を合計すると617,536円になります。

2014年からの投資成績(確定損益、配当込み)
  • 2014年 … 99,790円
  • 2015年 … 66,047円
  • 2016年 … 30,183円
  • 2017年 … 74,829円
  • 2018年 … ▲23,955円(アクティブ投信を損切り)
  • 2019年 … 121,196円
  • 2020年 … 239,786円(IPO当選、利確)
  • 2021年 … 9,660円
  • 2022年 … 1,206円

合計 617,536円
含み損益 1,180.90ドル(2022/05/14)

2015年までの上限投資額は100万円でしたが、2016年から上限投資額が120万円と20万円増加しています。上限投資枠を毎年使い切ることはなくここ数年は1/3程を残して年を終えています。

投資元本に対する損益率は算出していませんが、確定損益、配当金、含み損益の合計を投資期間の9年間で割ると、年85,016.5円の利益が出た計算になります。

(確定損益、配当金 + 含み損益)÷ 投資年数
= 1年間の平均損益額

(617,536 + 147,612.5)÷ 9
= 85,016.5円 となります。

9年分の確定損益、含み損益の合計額を月換算すると、約7,084円です。9年間毎月、7,000円が入ってくると考えると大きいですね。9年前にNISAを始めて良かったと思います。

一般NISA口座を開設している人は2021年9月末時点で、1,240万人超です。NISAが新聞や雑誌で紹介される際は非課税投資と、その利点にばかり枠が割かれますが、特定口座との損益通算ができないなど、注意点もあります。

NISA投資は、儲かれば税金を引かれずに得するが(非課税)、損をすればほったらかし(損益通算できない)というのが事実です。それを承知の上で私は、NISA口座で投資をしています。


私はiDeCo口座を2017年に開設しました。拠出金累計、資産残高が2017年、2018年と変動していないのは、SBI証券内でオリジナルプランからセレクトプランに移管したためです。

2022年5月12日木曜日

ESG投資は儲からない。ウクライナ危機でエネルギー関連優勢


こんにちは。ひとりです。

日米株式市場の下落が止まりません。保有する米国ETFはここまで、何とか円安の為替差益で救われていましたが、その効果も残りわずか。含み益がどんどんと削られていきます。

例えば全米株式に投資するVTIの含み益は現在、12.53%です。

外貨建評価損益 12.53%

この調子だと含み損に転換するのはそう遠くなさそうです。


ESG投資はやはり儲からないのか


あるETFを先日、薄利確定しました。S&P 500 ESG指数に連動する商品です。

  • (2635)NF・米国株S&P500 ESG ETF

ESG(環境、社会、企業統治)投資は流行りテーマの一つで、ESGと商品名に冠するだけでブランド化し、信託報酬を通常の商品よりも上げられるというものです。事実は異なりますが、私は経験からそのように解釈しています。

例えば、野村アセットには他に(2633)NF・⽶国株S&P500ヘッジ無ETFがあります。

  • (2633)NF・⽶国株S&P500ヘッジ無ETF

簡単に言えばS&P500をESG指数で選別(310社)しているか、選別していない(500社)かというもの。ESG指数に照らして数を減らすだけで、信託報酬は倍になります。

  • (2635)NF・米国株S&P500 ESG ETF … 0.1430%
  • (2633)NF・⽶国株S&P500ヘッジ無ETF … 0.0770%

投資成績が、信託報酬の高低で差が付けば投資判断は楽ですが、そうでないのが悩ましいところ。ただこれはESG投資に限ったことではありません。

運用業界の中では、ESG投資の取り組みを誇張する動きが後を絶たず、それらは「グリーンウォッシュ」として問題になっています。

日本を含め、世界の運用業界はこのESG投資でお金を引き寄せてきましたが、運用成績はやはり事実が投影され、直近は市場平均を下回ります。テーマ投資は運用成績が外部環境に左右されやすく、それはESGにも当てはまります。


ESG銘柄の大半はテクノロジー銘柄


具体例を挙げると、MSCI米国ESGリーダーズ指数は昨年比で15%安となり、ダウ工業30種平均の同9%安に見劣ります。

ESG銘柄の特徴として、温暖化ガス排出量の少ないテクノロジー銘柄の構成比が高く、それが昨今のインフレと金利上昇で下落圧力が強まったため下げたという理屈です。

またウクライナ危機を受けて世界はエネルギー安全保障を優先するようになりました。ESG指数は気候問題を優先した運用で、上昇率の高いエネルギー関連銘柄を避けた影響も見えます。

皮肉にもエネルギー関連銘柄比率の高いHDV(iShares Core High Dividend ETF)は、年初来4.11%と上昇しています。

私の数少ない投資経験から言うと、なにかのテーマに偏った商品への投資は回避したほうが、もしくは短期売買に徹した方が得策です。それが例えばESGであってもです。

よく考えると、ESGとわざわざ誇張せずとも時価総額の大きな企業がESGを軽んじるはずはありません。ここは全米株(VTI)やS&P500に、腰を据えて投資するほうが良いです。昨今の市場変動で改めてそう感じます。

2022年5月5日木曜日

NISAは現在3種類。一般、ジュニアの新規投資枠は23年で終了


こんばんは。ひとりです。

私が投資を始めたのは2014年からで、この年に一般NISAが始まりました。その一般NISAの新規投資枠が2023年で終了します。つまり2023年に投資した商品は2027年まで5年間保有はできますが、2024年には新たに投資できない(新規投資枠なし)ということです。ただ一般NISAの新規投資枠が2023年で終了するに伴い、新NISAが2024年から始まります。


NISAは現在3種類。ジュニアの新規投資枠は2023年で終了


一般、つみたて、ジュニアと現在3つのNISAがあります。一般NISAは上記の通り、新規投資可能期間が2023年までで以降は新NISAに衣替えし、つみたてNISAは2042年まで新規投資可能期間が延長、ジュニアNISAは新規投資可能期間が2023年で終了し、以降の代替制度はありません。

一般NISA
  • 新規投資枠が2023年で終了(23年投資分は27年まで保有可)
  • 新NISAが2024年から開始(28年まで新規投資可能)

つみたてNISA
  • 新規投資可能期間が2042年まで延長

ジュニアNISA
  • 新規投資可能期間が2023年で終了。以降の代替制度なし


新NISA。一般NISA利用者は、そのまま利用可


新NISAは、一般NISAとつみたてNISAが合わさったような仕組みで2階建てと表現されます。1階がつみたてNISA 、2階が一般NISAと考えると分かりやすいです。そのため、投資枠上限と投資商品が各階で異なります。

1階(つみたてNISA枠)
  • 上限額20万円(年間、月約1.6万円)
  • 積み立て購入、一括購入不可
  • つみたてNISA対象商品(主に投資信託)

2階(一般NISA枠)
  • 上限額102万円(年間)
  • 一括購入、積み立て購入可能
  • 一般NISA対象商品(具体的な商品は公表予定)

1階の枠でつみたて投資を始めることが、2階の枠に投資する条件になっています。ただ証券会社に事前に申請すれば、2階の枠だけを利用することができます。

その際の上限額は2階の102万円で、投資商品は個別株のみとなります。この場合、ETFやREITには投資できず、それらの商品に投資したければ1階部分でつみたて投資を始めることが条件です。私は米国ETFに投資したいので、1階でつみたて投資を始めてから2階に上がります。

新NISAへの切り替えにはまだ時間があります。詳しい情報は今後、各証券会社や新聞紙上でも案内されると思います。せっかくの優遇制度、賢く利用したいものです。

2022年5月4日水曜日

iroshizuku<色彩雫>の月夜、深海。濃淡が朝の光で映える


こんにちは。ひとりです。

立派な鯉のぼりが風になびいています。近所の幼稚園の園庭に掲げられたもので、毎年この時期の光景です。連休も半ばですが、ひとり身の私は予定も立てず、日々を過ごしています。


陶器のような乾いた音と、小ぶりなペン先


私は文房具が好きです。芯径0.9mmのシャープペンシル、プラチナ万年筆のプレスマンを最近は常用しています。税込み220円と安価ですが、使い始めてもう10年以上経ち、軸表面のプリントは消えています。

プレスマンの「P」

何本かその間、ほかの商品を利用しましたが、結局プレスマンに戻ります。

特徴として芯が太いため折れにくく、また減りにくいです。そのため芯を出すためのノックの回数が一般的な芯径0.5mmの物より少なく済むので、集中したい時に最適です。


芯はぺんてるのアインシュタイン2Bを使っています。


36本入。芯が太いせいか、ほかの芯経よりも4本少ない



ほかには万年筆を使っています。ウォーターマンのチャールストンです。

現在は廃盤

万年筆の使用歴は10年弱。初めて購入したものがこれで、それを今でも使っています。万年筆はこれ1本です。

ウォーターマンの「W」

18金のペン先。主張し過ぎず日常使いに最適


キャップを締める際に鳴る陶器のような乾いた音と、小ぶりなペン先が好みです。


複数本を所有し、インクごとに使い分ける楽しみも


「カクノ」が2013年、パイロットから発売され手に取りやすい価格で人気です。ペン先がスチールとあって、本来の万年筆の柔らかい書き味とはまた別物のようですが、複数本を所有して、インキの色で使い分けるという楽しみもあるようです。

2018/06/26
若い女性の間で万年筆が人気らしいです。国内の万年筆市場(2017年度)は46億5000万円と、2014年から2割増えています。その牽引役が若い女性です。(矢野経済研究所) 
パイロットコーポレーションは2013年、万年筆「カクノ」を発売しました。税別1,000円で、ペン先部分に顔をデザインするなど当初は小学生向けでしたが、母親世代の人気を集めました。また1人で数本をまとめ買いする人の姿もあり、インキの色を変えて使っているようです。

私はパイロットのインキ、色彩雫の「月夜」や「深海」を使っています。

透ける青色がまるで深海のようになびく

どちらも同様の青系統です。ガラス瓶を通した見た目ではその違いは見えにくいですが、朝の光に並べてかざすと濃淡の違いが映えます。

左から深海、月夜。濃淡の違いが明らか

深海は深く濃く、仕事や公共の場に提出する書類にも利用しやすいです。

インクが乾くとまた違う趣に

月夜は深海に比べると明るく、知人に宛てる知らせや日々のメモ書きに利用しています。新色の翠玉(すいぎょく)もこの時期、良いかもしれません。



私は文房具が好きで、愛用しているボールペンの1つにジェットストリーム(三菱鉛筆社)があります。その赤ペンのインクが切れたので、替芯を買いました。ジェットストリームにはペン本体の形状に合わせて4種類の替芯があるようで、よく確認もせずに購入したものが、目的のものとは違う形状の替芯でした。

2022年5月2日月曜日

iDeCo口座、2017年開設〜2022年5月までの資産残高推移


こんばんは。ひとりです。

風が薫る5月、「薫風(くんぷう)」は新緑が鮮やかなこの時期の匂うような風のことです。

今日は立春から数えて88日目、「八十八夜」です。種蒔きに適した時期ともされます。「八十八夜の別れ霜」と呼ばれるように、夏の近づきを日に日に感じます。

ガジュマルを剪定しました。



ガジュマルの生育期にあたる5月〜7月は、剪定に適した時期です。茎や葉にハサミを入れても、葉や枝がまたどんどんと伸びていきます。


穏やかな気温が続くも、市場の温度はそう言っていられない


株式市場の温度は年初から、変動が大きいです。同じ商品に長く投資しているiDeCo(イデコ)の運用成績を見ると、その状況がひと目で分かります。拠出金と資産残高の推移です。青色折れ線グラフが拠出金累計、緑色棒グラフが資産残高です。


  • 拠出金累計(青色 折れ線グラフ)
  • 資産残高(緑色 棒グラフ)

私はiDeCo口座を2017年に開設しました。拠出金累計、資産残高が2017年、2018年と変動していないのは、SBI証券内でオリジナルプランからセレクトプランに移管したためです。

2021年12月からの拠出金と資産残高の推移を確認します。


私の拠出方法は年末に一括拠出です。そのため折れ線グラフが1月に伸びています。2022年の拠出金は年末に引き落とし予定のため、1月以降の棒グラフの伸びは純粋に株価の変動を表しています。

3月に高値をつけた後は、下落を続けていますが、それでも1月、2月よりは資産が積み上がっているのが分かります。これは株価の変動だけでなく、円安による効果です。なにしろ投資先は海外指数に連動する商品ですから。

為替損益も投資成績を構成する一つですが、為替差益で投資成績が曖昧になっているのが現状です。

5月1日時点の運用成績です。



損益率は22.0%です。円安効果がどれだけ利益を押し上げていることか。2日の円相場は、1ドル130円と、前営業日に比べて約50銭の円高・ドル安です。

2022年4月30日土曜日

円安進行、為替ヘッジありETFが増加。ヘッジなしとの違いは


こんにちは。ひとりです。

円安が進んでいます。

私は米国ETFを購入するため、米ドルの外貨積立をしています。円高のタイミングを見計らって、なるべく安くドルを買いたい気持ちはありますが、株価と同じようにタイミング投資は難しいもの。

現に円安はこれ以上進まないだろうと円高になるのを待っていたら、購入のタイミングを何度も逃していたことでしょう。そこはやはり、外貨積立が便利です。


米ドル定期預金、1ヶ月だと0.350%、国内は0.002%


また積み立てた外貨を預け入れるのに外貨定期預金があります。米ドル定期預金の年利は現在、預入期間が1ヶ月だと0.350%(割る12ヶ月で、ひと月の金利は0.029%、税引き前)、預入期間が3ヶ月だと0.550%です。

国内大手銀行の定期預金金利は現在0.002%で、この金利は預入期間が1ヶ月だろうと10年間だろうと変わりません。この点も、知らない人が損する仕組みの一つです。

定期預金 金利比較(預入期間1ヶ月)
  • 米ドル 定期預金 … 0.350%
  • 円 定期預金 … 0.002%

新聞記事にたまに、外貨定期預金を勧める広告が出ています。特別金利 ○○%(1ヶ月)というように。それは預入期間1ヶ月目だけの金利であって、2ヶ月目からは通常の低い金利に戻ることが大半です。注意が必要です。


「為替ヘッジあり」商品が増えてきた。ヘッジなしとの違いは


米国を始め、海外の株式で運用する投資信託を購入する人が増えています。つみたてNISAやiDeCo口座で投資する商品にS&P500やナスダック100指数に連動する商品をあげる人も多いです。

私は日本市場に上場する、米国指数に連動の上場投資信託(ETF)に投資しています。そのETFで最近気になるのが「為替ヘッジあり」の商品が増えていることです。

為替ヘッジとは、為替相場の影響を回避(ヘッジ)することです。つまり、為替相場の影響を回避する(影響を受けない)か、為替相場の影響を受けるかという違いです。

  • 為替ヘッジなし … 為替相場の影響を受ける。為替損益が発生
  • 為替ヘッジあり … 為替相場の影響を受けない。価格変動のみ

例えば私が保有している日本市場に上場する米国指数連動のETFは、円で買えます。円で買えるETFの運用成績には、価格変動と為替相場の2つが影響します。つまり相場次第で為替損益が発生して投資成績が変わるということです。

野村ナスダック ヘッジありは今週、▲4.1%で年初来安値更新

現在の円安ではまさに、為替差益が発生している状態です。例えばナスダック100が年初来安値を更新と伝わっても、日本市場に上場するナスダック100に連動するETFの価格はそれほどひどいものではありません。それはそこに為替差益が含まれているからです。


為替ヘッジありのETFを買っていれば、為替相場の影響を受けないので(円安の恩恵を受けないので)米国同様、価格の下落が大きいということです。つまり円安の局面では為替ヘッジなしが、円高の局面では為替ヘッジありが有利ということです。

  • 為替ヘッジなし … 円安で有利
  • 為替ヘッジあり … 円高で有利


どちらに投資する、長期投資ならコスト低を選ぶのが鉄則


では為替ヘッジなし、ありのどちらの商品に投資するのが良いでしょうか。長期投資なら為替ヘッジなしを選択するのが基本です。為替ヘッジありの場合はヘッジ費用がかかり、為替ヘッジなしよりもコストが高くつきます。そのコストは信託報酬には出されない場合が多く、為替ヘッジなしと、ありのコスト差が見えにくいのが難点です。

円高になろうと、円安になろうと、投資する時期を分散していれば為替リスクを抑えられます。その点で長期投資なら、コストの安い商品を選ぶのが鉄則です。

2022年4月28日木曜日

冷蔵庫にピタッ! 牛乳石鹸の赤箱でマグネットシート作り


こんばんは。ひとりです。

牛乳石鹸の赤箱パッケージを使って、マグネットシートを作りました。冷蔵庫にピタッと貼れるアレです。


夕刊を取りにポストをのぞくと、水道屋のマグネットシート広告が入っていました。冷蔵庫や収納扉のスチール部分に貼れる電話番号入りのものです。いつもはすぐに捨ててしまいますが、ちょっと気分転換に、これで遊んでみようと思いました。

思いついたのが牛乳石鹸のパッケージを使ったマグネットシート作りです。


牛乳石鹸のパッケージにマグネットシートを貼り付けて、透明のコートフィルムを貼るだけです。

端からめくれないように、裏側にまでフィルムを回す

1箱で4種類のマグネットシートができあがりました。


広告用のマグネットシートなので薄くて磁力が物足りませんが、紙1枚でしたら貼り付けられます。

今度は牛乳石鹸の青箱や入場券の半券などでも作ってみようと思います。






2022年4月27日水曜日

iDeCoの運用成績。日経下落でも毎日1,500円のつみたて投資


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価が値下がりしています。前場の終値は26,198.79円と前日比-501.32(-1.88%)です。

NYダウは-2.38%で、私の持ち株も同様に値を下げています。保有株の大半がなにしろ、海外指数に連動するETFですから。ただ下げたら上がらない日本市場と異なるのは、下がっても上がるということ。その点で安心して持ち続けられます。

iDeCo口座の運用成績を確認します。4月26日時点で23.5%の損益率です。


また、スイッチング履歴が年次取引明細の運用指図変更状況に並びます。


私は毎日1,500円ずつを、定期預金商品から海外指数に連動する投資商品にスイッチングしています。市場の値動きは今日のように読めないもの。昨日上がっても今日下がる。そんなタイミング投資を回避して毎日つみたて投資を実施中です。

iDeCo口座には毎日つみたて機能はなく、もちろん手動です。

2022年4月26日火曜日

ロードバイク点検。プーリーボルトの締め付けで部品が破損


こんばんは。ひとりです。

私はロードバイクで毎日、サイクリングロードを1時間ほど走っています。年齢を重ねると運動の機会が減り、また体重も増えやすくなります。長生きしたいかはともかく、生きているうちは健康な身体でありたいものです。

サイクリングロードは上り坂や下り坂、うねる道が続きます。そのため毎日走っているとタイヤやブレーキシュー(ゴム)の消耗、ギアの変速回数が増えてワイヤーのほつれが気になっていました。身体と同様、自転車もメンテンナンスが必要で、消耗品を交換しました。

  • タイヤ(コンチネンタル GP5000)
パナレーサーからコンチネンタル GP5000へ交換



ここまで消耗すれば、交換に迷いなし

  • シフトケーブル(ニッセンケーブル シフト用SP31スペシャル ステンレスインナー シマノ対応)
シマノのオプティスリックワイヤーから交換

  • ワイヤーロープカッター(King TTC 150mm WC-150)
ワイヤー切口のほつれが気になって購入

これまではペンチの奥にある切断刃で処理していましたが、切断後のワイヤーが平べったく、ほつれやすくなるのが気になっていました。


ペンチの押し切り型の刃のせいでしょうか。



一方で今回購入したワイヤーカッターでワイヤーを切断すると、その先端は押しつぶされずきれいに。


ペンチとワイヤーカッター、刃の構造に違いがあります。


ワイヤーカッターは文具はさみのように、左右の刃がすれ違うように作られています。ペンチは噛み合わせて押し切ります。



私が購入したワイヤーカッターはツノダの製品です。一方でTONE(トネ)からも同サイズのワイヤーカッターが販売されています。

よく見てみると形状は同じ、持ち手の色が黄色か赤色かというぐらいの違いです。どうやらツノダがTONEブランドの製品を製造するOEM(Original Equipment Manufacturing)製品のようです。価格はTONE製品のほうが300円前後、ツノダ製品よりも高いです。

OEM供給にはメリットとデメリットがあります。メリットは今回のワイヤーカッターの場合、ツノダ製品としても、TONEへの供給品としても製造しているため生産量が確保できます。大量生産で材料の一括大量仕入れ、材料コストの削減、ひいては販売価格の抑制と繋がります。

一方でデメリットは、供給先(TONE)のブランド力や販売力に頼りすぎると、自社内にマーケティングのノウハウや販売力が蓄積できないことです。また供給先を1社に絞ると、契約解除時の売上変動リスクが大きくなります。今回の場合、ツノダ製品としてもワイヤーカッターが販売されているのでリスク分散が効いているといえますね。



ちなみに使用したペンチはエンジニアのネジザウルスです。トラスコ中山の株主優待で手に入れました。トラスコ中山は現在、株主優待を廃止しています。

2018/04/08
トラスコ中山から優待品が届きました。私が選んだのは工具セットで、5,000円相当の品です。カッターは言わずと知れたオルファ社製で、ペンチ、ハサミはエンジニア社という会社の商品です。


またTONEには株主優待があります。私は以前もらいました。

2021/02/25
株主優待がTONE(5967)から届きました。使えるキーホルダー3点セット(5,000円相当)です。


  • プーリー(RD-6700)
パッケージはプラスチックから紙製に

10速アルテグラRD-6600にも対応

  • ねじゆるみ止め(3M スコッチ TL43J 中強度/高粘度)
プーリの固定ボルトに塗布

中強度で耐油性のあるTL43J


プーリーは旧式のアルテグラ(RD-6600、10速)を使用しており、それと互換性のあるRD-6700です。

ただ、交換はスムーズにいかず部品の破損が。ガイドプーリーの交換時に固定ボルトを強く締め付けてしまい、ボルトの締め付けが効かない状態になってしまいました。締まり切るはずのボルトがクルクルと回り続ける始末です。

これまで締め付け具合を測るトルクレンチを使わずに済ませていましたが、失敗して改めてその必要性を実感しています。当のプーリーの締め付けは3Nm(ニュートンメートル)でした。ねじゆるみ止めのおかげで何とかボルトはとどまっています。

時間をおいて再点検します。走る前の点検は欠かさないので、そのときに異常があればすぐ分かります。失敗して学ぶことが多いです。










2022年4月1日金曜日

市場再編。TOPIX構成銘柄の損切りも、完全除外は2025年1月


こんにちは。ひとりです。

東京証券取引所の改革が4月4日に始まります。現在の4市場(東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズ)が同日付で3市場(プライム、スタンダード、グロース)に再編されます。

再編後の3市場
  • プライム
  • スタンダード
  • グロース

東証1部の銘柄は2176社(2022/03/30時点)。そこから約8割がプライム市場に横滑りします。この時点で早くも改革とは名ばかりの形骸化、再編の意義があいまいです。

プライム、スタンダード、グロースと各市場に優劣はないとありますが、個人投資家にとってはプライムを頂点にした序列とも捉えかねられません。個人投資家だけならず、東証1部の社内にもそういった印象を持つ人が多いのではないでしょうか。それは8割がプライム市場に横滑りする(したい)という現実からも推察できます。


TOPIX銘柄も市場再編に合わせて絞り込み


市場再編後に気になるのがTOPIX(トピックス、東証株価指数)です。TOPIXは東証1部の銘柄を対象とした指数で、国内株式で運用される投資信託のベンチマークとして活用されています。市場が再編されることで、このTOPIXの構成銘柄も絞り込まれます。流通株の時価総額を基準にして流動性の低い銘柄を除外するのが新TOPIXの特徴です。

流通時価総額で100億円以上の銘柄を採用する新たな基準を設け、流動性の低い銘柄をTOPIXの構成銘柄から段階的に除外していきます。まさにTOPIX内の損切りです。ただ一度にTOPIXから除外するわけではなく、構成銘柄の見直しプロセスがあります。

【済み】第1回判定/2021年7月
  • 2021年4月〜6月の終値平均をベースに、流通時価総額が100億円以上あるか判定。

3市場に再編/2022年4月4日

第2回判定/2022年10月
  • 第1回判定で流通時価総額が100億円未満だった銘柄の翌期の改善状況を確認。

10段階に分けて徐々にTOPIXから除外
  • 第1回、2回判定とも流通時価総額が100億円未満の場合。

再評価/2023年10月
  • 下記の再評価(1)と(2)の基準を満たす銘柄は、組み入れ水準を2022年10月以前の水準まで回復。また再評価(2)のみの基準を満たす銘柄は組み入れ比率減少を停止。
  1. 第2回判定の翌期に流通時価総額が100億円以上
  2. 年間売買代金回転率0.2回転以上

完全除外/2025年1月
  • 再評価基準を満たせなかった銘柄は完全除外。

どちらにせよTOPIXが変わるまでには4年かかります。その間にも海外市場に、個人投資家の資金が流れ続けます。

2022年3月27日日曜日

私の分散投資を紹介。6つのS&P500 ETFに資産、時間分散


こんばんは。ひとりです。

株式投資においては「分散」が鉄則です。この分散には投資先の分散、投資資金の分散、投資時期の分散が挙げられます。

  1. 投資先の分散
  2. 投資資産の分散
  3. 投資時期の分散

1つの銘柄(商品)に、投資資金すべてを、一度に投資するとどうなるか。上昇すれば大きく儲かりますが、下落すれば大きく損します。この儲け、損の「大きさ」を分散させてリスクを管理するのが分散投資の目的です。

私もこの3つの分散の大切さを、失敗を重ねるたびに思い出します。意識してもやはり、集中投資して短期間に大きく儲けたいという気持ちが出てきます。その気持とどう向き合うかが投資の難しさです。

そこで私が現時点で最良と思う方法をご紹介します。それは日本市場に上場する海外指数連動ETFに資産分散、時間分散することです。


6つのS&P500 ETFに資産分散、時間分散


具体的にはS&P500指数に連動するETF6商品に投資資産を、投資時期を分散するという方法です。同指数に連動するETFなので、6商品とも日々の値動き(騰落率)は同じです。ただ投資時期を分散しているので結果、それらはまるで個別銘柄のように異なる含み損益になります。

またS&P500指数という長い目で見れば右肩上がりの指数だからこそ安心して投資できますし、ETFなので数千円からと投資資金が少額で済みます。この点も複数回に投資時期を分けられる利点です。

3月末の現在でも、2021年末に投資したS&P500 ETF(A)、1月末に投資したS&P500 ETF(B)、2月末に投資したS&P500 ETF(C)では、今年に入ってからの市場の値動きの荒さもあって含み損益に差が出ていることは容易に想像できます。

徹底した分散意識と、上がる指数には乗っておきたいという思いから、こんな分散投資方法を今、試しています。

ほったらかし投資とはいきませんが、手間を惜しまなければ株式投資の価格変動を楽しめる方法です。

2022年3月26日土曜日

米国ETF、IJRを105で売却。人件費上昇が小型株の利益を圧迫


こんばんは。ひとりです。

投資する米国ETFのひとつを売却しました。IJRです。

  • iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF

2019年1月からコロナ禍中においてもコツコツと積立投資を続けてきました。最初の購入価格は75.42 USDです。それを105.10 USDで2月8日に全株売却しました。ちなみに同商品の現在価格は108.87 USDです。(2022/03/25時点)

105.10 USD 売却(2月8日)

75.42 USD から積立投資 開始(2019年)


人件費上昇が小規模企業の利益を圧迫


小型株は、収益拡大期待を織り込んだ上昇を2020年から続けてきました。その小型株は今後、金利上昇で逆風が吹くと判断しました。理由の一つが人件費上昇で、大型株(大企業)以上の負荷が小型株(小規模企業)に掛かり、利益を圧迫することが予想できます。

一方で小型株が今後、全く上昇しないとは考えていません。その上昇の旨味を享受するためにも、小型株を含むETFにも資金を割り当てています。


IJR売却で、3月中旬の株価上昇場面を逃したか


IJRの売却で3月中旬からの、チャールズ・エリスが形容する「稲妻が輝く瞬間」(株価上昇場面)を逃したかといえばそうでもなく、売却日の同日に別のETFへ売却益を含む買付余力を充てました。そのため、今回の株価上昇局面ではしっかりと恩恵を受けています。

2月8日売却
  • IJR … 105.10 USD

2月8日購入
()内は現在価格(2022/03/25時点)
  • VTI … 225.40 USD(228.09 USD)
  • VYM … 112.60 USD(113.64 USD)
  • VIG … 161.97 USD(162.11 USD)


グロース銘柄と相関係数が低いVYMに投資


IJRの売却で生まれた買付余力をVYMにも充てています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF

VYMは、金融やヘルスケアセクターを多く含み、フリーキャッシュフロー(営業活動CF + 投資活動CF)の創出力が高いためです。現在の米国市場で、その点に投資妙味を見出しました。現に年初来の騰落率は、S&P500と比較しても劣らず、プラス圏に浮上する場面があります。グロース銘柄と相関係数が低く、ポートフォリオに組み込む意味があると判断しました。

先行きは今後も不透明ですが、そんな時は下手に売買せず、定期積立でやり過ごします。

2022年3月25日金曜日

iDeCo(イデコ)の時間分散投資。年初下落から毎日1,500円


こんにちは。ひとりです。

株式市場が日米とも反転し始めました。日経平均株価は3月14日からの2週間で11.5%上昇しました。

  • 14日(月)〜 18日(金)… 6.6%
  • 22日(火)〜 25日(金)… 4.9%

月足を確認すると3月25日時点で6.1%上昇、年足では-2.2%です。

  • 月足 … 6.1%
  • 年足 … -2.2%
(いずれも3月25日時点)

私の持ち株は、前月比で国内株式が8.17%、米国株式が7.81%上昇しています。

  • 国内株式 … 8.17%
  • 米国株式 … 7.81%

またiDeCo(イデコ)の損益率は22.1%(3月24日時点)まで戻しています。年初の下落から毎日1,500円ずつを積み立ててきた効果がここにきて見え始めました。

日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

2021/05/11
年初に一括投資すれば毎日のスイッチの手間は省けますが、なにぶん株価は読めません。だから投資時間、投資金額の分散、ドル・コスト平均法です。


敗者のゲーム、「稲妻が輝く瞬間」を見逃すな


米国の投資コンサルタントであるチャールズ・エリスによれば、相場が上昇したベストの30日間を逃した場合、リターンの平均水準は年率11.4%から6.4%へと低下します。(1980年〜2016年までの36年間。同氏著「敗者のゲーム」第8版より)

個人投資家が今回のような市場混乱時に一旦株式を売却して市場から退出してしまうと、チャールズ・エリスのいうところの「稲妻が輝く瞬間」、下落からのリバウンド相場を逃してしまいます。

いつ下がるか、上がるかが分かれば、それに合わせて売買を繰り返せば良いだけですが、そうも簡単にはいきません。

保有するS&P500指数に連動するETFの値動きを確認すると結局、持ち続けていればよかっただけ、と思うことが何度もあります。今回もまたその通りでした。ただこれから先は分かりませんが。

 
米国の著名資産運用コンサルタントでインデックス投資の伝道師とも呼ばれるチャールズ・エリス氏。個人投資家なら一度は読んだことがある名著「敗者のゲーム」の著者です。 
1985年に初版が出版された同書は2021年に第8版が出版され、邦訳版も22年1月に発売されました。エリス氏は運用環境の変化に合わせて改訂を続けていますが、特に第8版ではコロナショックで起きた市場の暴落への洞察なども加筆し、ゼロ金利下で債券投資を再考する必要性なども新たに説いています。


2022/02/09
NIKKEI マネーのまなび

「敗者のゲーム」著者のチャールズ・エリス氏が語る
「波乱相場の生き残り方」 インデックス投資の伝道師の肉声に学ぼう



2022年2月10日木曜日

令和3年、確定申告(還付申告)。還付金の入金を確認


こんばんは。ひとりです。

令和3年の確定申告(還付申告)の還付金が、税務署から振り込まれました。データを送信したのが1月下旬でしたので、約2週間で入金までの手続きが完了です。ID・パスワード方式で届出を完了させたので、印刷して郵送する手間が省けました。

2022/01/18
申告した上場株式の配当のうち、令和3年分の所得税の確定申告手続きのなかで、その全部を住民税において申告不要にできるようになりました。


2022年1月25日火曜日

米国株下落。非常に世話好きなミスター・マーケットにご用心


こんばんは。ひとりです。

25日の2時を過ぎた今、米国市場の調整が続いています。

  • ダウ平均 … 33430.89(-834.48、-2.40%)
  • ナスダック … 13255.87(-513.05、-3.62%)

この状況下で、市場参加者の新陳代謝が加速する様子が見えます。コロナ禍で既に急落した後の市場に参加した人は初めての大きな調整です。市場に残るも退場するも自由です。こんな時は投資の基本を振り返ることで気晴らしになります。

「投資の鉄人」(日経プレミアムシリーズ)

   

 4章で構成される本書。「情報」「相場」「商品」「自分」に惑わされないための助言が掲載されています。

  • 第1章 情報に惑わされない
  • 第2章 相場に惑わされない
  • 第3章 商品に惑わされない
  • 第4章 自分に惑わされない

私は「相場に惑わされない」を読み返しました。もちろん具体的な売買方法や、お勧め商品が紹介されているわけではありませんが、読み終えるとこんな市場下にあって「まあこんな相場もあるか」と、心が妙に穏やかになります。

例えば「ミスター・マーケットにご用心」と題した文章には、こんな言葉が紹介されています。

ミスター・マーケットは非常に世話好きで、現在価値に関する自分の考えを毎日教えてくれ、さらにはその価格で持ち分を買い取ってもよいし、自分の持ち分を分けてもよいと言ってくる。しかし、しばしば理性を失い、常軌を逸した価格を提示することもある。

現在の市場価格が、「常軌を逸している」とは言えません。これまでの上昇を振り返るとまだ調整の範囲内ですが、ミスター・マーケットの性格がよく分かる言葉です。


※ 追記(2022/01/25)

2022年1月24日 8:20 JST
過去のデータでは、米金融当局の利上げ局面では米国株は好調な傾向があり、2022年は年初よりも良い基調で終了する可能性が高そうだ。1950年代以降の12回の米利上げサイクルで株式相場は年率で平均9%上昇し、そのうち11回でプラスのリターンだった。

ダウ平均株価が一時、1000ドルを超えて下落しています(2時36分現在)。ダウ平均株価が取り引き時間中に1000ドルを超える値下がりになるのは2021年11月以来です。

2022年1月23日日曜日

イデコ成績。米国株集中投資で影響大も、毎日つみたて投資


こんばんは。ひとりです。

米国株の調整が大きいです。ナスダックの年初来騰落率は -12.0%、日経平均株価の同率と比較するとその大きさが分かります。

前年比(2022/01/23)
  • ナスダック -12.0%
  • 日経平均 -4.4%

ちなみにマザーズはもっとひどいです。
  • マザーズ -17.7%

ここで気になるのがイデコ(個人型確定拠出年金)の運用成績です。なにしろ米国株への集中投資ですから。

損益率17%(2022/01/21)

投資する商品の直近6ヶ月間の基準価額チャートです。

2021/07/26〜2022/01/21

基準価額チャートを確認すると、上昇が2021年10月から始まっています。今年に入ってからの下落は、その上昇の半分程度といったところで、まだ下落余地がありそうです。

いつ底をつくか分からないなかで、私は毎日つみたて投資中です。

日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

2021/05/11
年初に一括投資すれば毎日のスイッチの手間は省けますが、なにぶん株価は読めません。だから投資時間、投資金額の分散、ドル・コスト平均法です。


※追記(2022/01/23)

iDeCoと、つみたてNISAの特徴をおさらいしておきます。

iDeCoは、掛け金の全額所得控除、運用益の非課税、受取時の控除など税制上の優遇措置のある私的年金制度です。自分で資金を拠出して、運用商品を選びます。運用商品は口座を開く証券会社や金融機関によって異なり、また手数料の高低差があります。

掛け金は60歳まで引き出せず、60歳以降に掛け金と運用益の合計額を給付として受け取ります。運用益が出ている文脈で語られることが多いですが、運用損が出ている場合は、損益通算ができません。そのため投資期間の長短を考慮する必要があります。投資期間が長いほど、市場の変動影響をなだらかにできるからです。

つみたてNISAは、長期投資、つみたて投資、分散投資を支援するため分配金や譲渡益が非課税になる制度です。投資商品は国の基準を満たす商品で、投資信託が主です。購入できる金額は年間40万円が上限で、非課税期間は20年間です。

つみたてNISAと並んで、一般NISAもあります。違いは年間の上限投資額と投資可能商品、非課税期間です。

  • 年間上限120万円
  • 個別銘柄、米国株にも投資可能
  • 非課税期間5年間

私は米国ETFに投資するため一般NISAを利用しています。またiDeCoと同様、NISA口座での損失は損益通算ができません。