2022年5月4日水曜日

iroshizuku<色彩雫>の月夜、深海。濃淡が朝の光で映える


こんにちは。ひとりです。

立派な鯉のぼりが風になびいています。近所の幼稚園の園庭に掲げられたもので、毎年この時期の光景です。連休も半ばですが、ひとり身の私は予定も立てず、日々を過ごしています。


陶器のような乾いた音と、小ぶりなペン先


私は文房具が好きです。芯径0.9mmのシャープペンシル、プラチナ万年筆のプレスマンを最近は常用しています。税込み220円と安価ですが、使い始めてもう10年以上経ち、軸表面のプリントは消えています。

プレスマンの「P」

何本かその間、ほかの商品を利用しましたが、結局プレスマンに戻ります。

特徴として芯が太いため折れにくく、また減りにくいです。そのため芯を出すためのノックの回数が一般的な芯径0.5mmの物より少なく済むので、集中したい時に最適です。


芯はぺんてるのアインシュタイン2Bを使っています。


36本入。芯が太いせいか、ほかの芯経よりも4本少ない



ほかには万年筆を使っています。ウォーターマンのチャールストンです。

現在は廃盤

万年筆の使用歴は10年弱。初めて購入したものがこれで、それを今でも使っています。万年筆はこれ1本です。

ウォーターマンの「W」

18金のペン先。主張し過ぎず日常使いに最適


キャップを締める際に鳴る陶器のような乾いた音と、小ぶりなペン先が好みです。


複数本を所有し、インクごとに使い分ける楽しみも


「カクノ」が2013年、パイロットから発売され手に取りやすい価格で人気です。ペン先がスチールとあって、本来の万年筆の柔らかい書き味とはまた別物のようですが、複数本を所有して、インキの色で使い分けるという楽しみもあるようです。

2018/06/26
若い女性の間で万年筆が人気らしいです。国内の万年筆市場(2017年度)は46億5000万円と、2014年から2割増えています。その牽引役が若い女性です。(矢野経済研究所) 
パイロットコーポレーションは2013年、万年筆「カクノ」を発売しました。税別1,000円で、ペン先部分に顔をデザインするなど当初は小学生向けでしたが、母親世代の人気を集めました。また1人で数本をまとめ買いする人の姿もあり、インキの色を変えて使っているようです。

私はパイロットのインキ、色彩雫の「月夜」や「深海」を使っています。

透ける青色がまるで深海のようになびく

どちらも同様の青系統です。ガラス瓶を通した見た目ではその違いは見えにくいですが、朝の光に並べてかざすと濃淡の違いが映えます。

左から深海、月夜。濃淡の違いが明らか

深海は深く濃く、仕事や公共の場に提出する書類にも利用しやすいです。

インクが乾くとまた違う趣に

月夜は深海に比べると明るく、知人に宛てる知らせや日々のメモ書きに利用しています。新色の翠玉(すいぎょく)もこの時期、良いかもしれません。



私は文房具が好きで、愛用しているボールペンの1つにジェットストリーム(三菱鉛筆社)があります。その赤ペンのインクが切れたので、替芯を買いました。ジェットストリームにはペン本体の形状に合わせて4種類の替芯があるようで、よく確認もせずに購入したものが、目的のものとは違う形状の替芯でした。