2022年5月5日木曜日

NISAは現在3種類。一般、ジュニアの新規投資枠は23年で終了


こんばんは。ひとりです。

私が投資を始めたのは2014年からで、この年に一般NISAが始まりました。その一般NISAの新規投資枠が2023年で終了します。つまり2023年に投資した商品は2027年まで5年間保有はできますが、2024年には新たに投資できない(新規投資枠なし)ということです。ただ一般NISAの新規投資枠が2023年で終了するに伴い、新NISAが2024年から始まります。


NISAは現在3種類。ジュニアの新規投資枠は2023年で終了


一般、つみたて、ジュニアと現在3つのNISAがあります。一般NISAは上記の通り、新規投資可能期間が2023年までで以降は新NISAに衣替えし、つみたてNISAは2042年まで新規投資可能期間が延長、ジュニアNISAは新規投資可能期間が2023年で終了し、以降の代替制度はありません。

一般NISA
  • 新規投資枠が2023年で終了(23年投資分は27年まで保有可)
  • 新NISAが2024年から開始(28年まで新規投資可能)

つみたてNISA
  • 新規投資可能期間が2042年まで延長

ジュニアNISA
  • 新規投資可能期間が2023年で終了。以降の代替制度なし


新NISA。一般NISA利用者は、そのまま利用可


新NISAは、一般NISAとつみたてNISAが合わさったような仕組みで2階建てと表現されます。1階がつみたてNISA 、2階が一般NISAと考えると分かりやすいです。そのため、投資枠上限と投資商品が各階で異なります。

1階(つみたてNISA枠)
  • 上限額20万円(年間、月約1.6万円)
  • 積み立て購入、一括購入不可
  • つみたてNISA対象商品(主に投資信託)

2階(一般NISA枠)
  • 上限額102万円(年間)
  • 一括購入、積み立て購入可能
  • 一般NISA対象商品(具体的な商品は公表予定)

1階の枠でつみたて投資を始めることが、2階の枠に投資する条件になっています。ただ証券会社に事前に申請すれば、2階の枠だけを利用することができます。

その際の上限額は2階の102万円で、投資商品は個別株のみとなります。この場合、ETFやREITには投資できず、それらの商品に投資したければ1階部分でつみたて投資を始めることが条件です。私は米国ETFに投資したいので、1階でつみたて投資を始めてから2階に上がります。

新NISAへの切り替えにはまだ時間があります。詳しい情報は今後、各証券会社や新聞紙上でも案内されると思います。せっかくの優遇制度、賢く利用したいものです。