こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の2日の終値は、前週末比65円72銭(0.31%)安の2万1388円58銭でした。東証1部の値下がり銘柄数は1346と、全体の約65%を占めています。値上がりは653、変わらずは80銘柄です。
私の持ち株の評価損益比率は前週末比 -0.36%でした。
株取引はもっぱらスマホで、指値注文
私はスマホで株取引をしており、注文方法は主に指値です。
株の売買は、指値(さしね)と成行(なりゆき)の意味さえ知っていればできますが、一方でほかにもある注文方法を知っていれば、投資効果が上がるかも知れません。
私はもっぱら指値注文の条件なしで、いざほかの執行条件を試してみようと思っても、意味が分からないものがあります。この機会に執行条件を整理しておきます。
執行条件ありなしで、5つの注文方法が存在
価格を指定した予約注文には指値があり、その執行条件には次の5つが挙げられます。
指値注文
1)執行条件なし
執行条件を指定しない指値注文です。前場(ぜんば)、後場(ごば)ともに有効な指値注文で、期間を指定した注文を行うことができます。
2)寄指(よりさし)
寄付(よりつき)にのみ指値注文が執行されることを条件とした注文です。寄付とは、前場と後場それぞれで最初に成立した取引のことをいいます。また、最初の取引で成立したときの株価を指す場合もあります。
・前場寄付前に発注すると
前場の寄付にのみ有効となり、後場には引き継がれません。
・後場寄付前に発注すると
後場の寄付にのみ有効となります。
3)引指(ひけさし)
引けにのみ指値注文が執行されます。引けとは、前場、後場の最後の売買をいいます。
・前場引け前に発注すると
前場の引けにのみ有効となり、後場には引き継がれません。
・後場引け前に発注すると
後場の引け(大引け)にのみ有効となります。
4)不成(ふなり)
寄付とザラバ中は指値の注文として受け付けて、未約定の場合は、引けの時点で成行注文に変更する執行条件です。
・前場引け前に発注すると
前場の寄付とザラバ中は指値注文として有効となり、前場の引けの時点で成行注文になります。
・後場引け前に発注すると
後場の寄付とザラバ中は指値注文として有効となり、後場の引け(大引け)の時点で成行注文になります。
5)IOC指(IOCさし)
指定した値段かそれよりも有利な値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させて、成立しなかった注文は失効させる条件付注文です。
また成行注文も同じで、「寄成」「引成」「IOC成」があります。証券会社によっては呼び名が異なりますので注意が必要です。