2018年4月29日日曜日

20〜30代の金融知識、高くない 93%、低くてもよい 40%


こんにちは。ひとりです。

証券セミナーに私が参加する理由は、学びのきっかけになるからです。

知らないことをセミナーで知ることはもちろん、言葉として以前から知っていることに改めて興味を持ち、それを深く調べるきっかけになるからです。

私の興味の持続具合には期限があり、セミナー当日に調べなければ、その興味はすぐに薄れてしまいます。興味を持ったらすぐに行動する、これが私の性に合っているようです。


金融知識、高くない 93%、低くてもよい 40%


セミナーの参加者を見るのも楽しみの1つです。“未経験者向け”と名が付くセミナー以外で、私と同年代を見かけることは少なく、若年層が興味を持っていない様子は数字からも見えます。

金融リテラシー、若者9割「高くない」。
日本経済新聞 夕刊 2018年4月28日

金融リテラシーの低さが明らかになり、且つ、そのことに危機感を持っていない様子が見えます。また、金融教育を担う教員の知識不足が課題に挙がっています。
  • 93% 自身の金融リテラシーは高くない(20歳代〜30歳代前半を対象)
  • 収支を把握している 23%
  • 経済情報を日常的に確認している 12%
  • 金融リテラシーの低さは問題ではない 40%(低さは問題だ 60%)
  • 専門知識不足で金融教育の授業実施が難しい、中学・高校教員の48%
グッドマネージャー調べ、ほか、金融経済教育を推進する研究会の調査(2014年)から

買い物やお釣りの計算ができれば、日常生活では問題ありません。その先の金融リテラシーは、例えば大学の経済や金融の授業を取るなど、自分から求めなければ提供されるものではありません。

一方で現在は、自分の運用次第で将来の給付額が変わる確定拠出年金の導入企業が広がるなど、社会に出た途端に資産運用と向き合うことになります。

興味がなく、知らなければ、それで済みますし、興味はあっても行動していなければ同様です。これが現在の金融リテラシーでしょう。

20歳前後と、もっと早くに行動していれば良かったと思うことがありますが、興味を持った時が1番の学び時です。その際にすぐ行動に移せるかどうかですね。