2018年4月27日金曜日

復職社員の活用拡大。人生も職場も、遠くから見れば喜劇に


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は前日比148円26銭(0.66%)高の2万2467円87銭でした。私の持ち株の評価損益比率は前日比 0.77%です。

2018年3月期の業績発表が本格化しています。私の持ち株の1つも今日、第1四半期(2018年1~3月期)の決算短信を公開しています。それによると純利益が前年同期比2桁増と好調です。

金融政策決定会合で日銀は、政策の現状維持を決めています。政策の現状維持は予想されていたことであり、材料視はされませんでした。


元社員を再雇用する「ブーメラン」活用の広がり


いったん退社した元社員を再雇用する企業が増えています。出戻り社員とマイナス評価は昔の話で、今はブーメラン活用とプラス評価です。

厚生労働省は24日、経団連や経済同友会に対して、いったん辞めた社員の再入社を可能にする制度を企業がつくるように要請しました。人材の流動性を高めて、生産性の向上につなげる狙いが見えます。

「辞めた社員の再雇用制度がある」と答えた上場企業の比率は2013年、3割程度でしたが、2017年には5割を超えています。(リクルートホールディングス調べ)

また育児や介護離職者に限定した復職制度を整える企業もあります。その企業比率は33%(2016年)と2013年比で13ポイント高です。(産労総合研究所)

「復職社員はすぐ雰囲気になじみ、力を発揮しやすい」(エン・ジャパン)といわれますが、それも退社理由によるでしょう。


人生も職場も、近くで見れば悲劇、遠くで見れば喜劇


職場環境や人間関係が理由で退社した人からすれば、2度と戻りたくないでしょうし、先の育児や介護離職者のほか、スキルを高めるためにといった、自身の理由から退社した人からすれば前職場も再就職、転職先の候補の1つとして挙げられます。

また一旦離れて、外からその会社を見てみれば良い所も悪い所も客観的に見られます。別の会社に転職しているならば、その会社との比較ができます。

私は以前の職場を、視野を広げるために辞めています。もちろん多少の人間関係の煩わしさはありましたが、今振り返るともう少し譲歩できたのではと感じます。

「近くで見れば悲劇、遠くで見れば喜劇」とは上手くいったもので、まさにこの通りです。在職中の社内を見渡せば悲劇、退社後に離れて会社を見れば喜劇といったところでしょうか。

前職場とは仕事上で今も付き合いがあります。その点、円満退社だったと捉えられますが、復職するかどうかを問われると、ノーでしょう。所属しないこの距離感が付き合いやすいです。

どんな理由にしろ、一旦は退社した会社。私は、よほどの理由や根拠がない限り、復職はお勧めしません。