2018年4月30日月曜日

シャリシャリの三ツ矢サイダー。体験価値を氷点下飲料で


こんにちは。ひとりです。

気温が高くなるにつれて、冷たい飲み物が恋しくなります。私は余程のことがない限り、外出先でペットボトルや缶飲料などの飲み物を購入することがありません。

お茶やコーヒーなどは、自分で用意したものの方が美味しいということもあります。だから自動販売機はここ5年ほど、利用した覚えがありません。

飲料の自動販売機は価格面で、ドラッグストアーやスーパーに劣っています。一方で自動販売機ならではの、体験価値を売る方法があります。


氷点下の体験価値を売る。シャリシャリの三ツ矢サイダー


アサヒ飲料が、氷点下まで冷やした炭酸飲料「三ツ矢サイダー」を販売する自動販売機の設置を始めています。全国に4月下旬から展開され、今後1ヶ月間で約150台の設置を目指しています。

マイナス5度まで冷やした三ツ矢サイダーは、中身が凍る直前。グラスに注ぐとシャーベット状に変化してシャリシャリした炭酸飲料が味わえます。

「従来はなかった味わいと驚きを感じてもらえれば」(アサヒ飲料)と、売り方に工夫を凝らした事例で、体験価値を売る方法です。

同じ自動販売機で、冬場の事例もあります。日本コカ・コーラとボトラー各社で展開する「今年も日本を、あたたかく。」自販機+2℃キャンペーンがそれです。

自動販売機の設定温度を、従来の加温温度より2℃高い設定に変更するもので、缶コーヒーブランド「ジョージア」で展開されています。

商品は同じなのに、“よりおいしいと感じる”と8割を超える満足度を得ているそうです。

先のアサヒ飲料では2018年、「三ツ矢」ブランド全体の販売で4010万ケースと、前年より6.9%増やす計画です。


私もシャーベットを体験済み、ランニング後の缶チューハイ


こういったアイデアは、現場、消費者目線から生まれるもの。よく練られた考えは素晴らしいですね。

シャーベット状にした飲料は私も体験済みです。果実系の缶チューハイを缶ごと冷凍庫に入れてから、1時間程ランニングをしています。ランニングから戻ると、チューハイが良い具合にシャーベット状になっています。

長時間冷やすと破裂の恐れがあるので、冷凍庫に入れたのを忘れないように毎回、気を付けています。