2018年4月20日金曜日

夏のボーナス、平均支給額 37万3千円(前年比1.8%増)


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は前日比、28円94銭(0.13%)安の2万2162円24銭でした。

台湾積体電路製造(TSMC)が売上高見通しを下方修正しています。スマホ向けの半導体受託生産の不振が理由です。

TSMCは半導体受託生産の世界最大手で、半導体需要の今後の警戒から信越化学工業や東京エレクトロン、SCREENホールディングスといった国内関連銘柄が売られています。

私の持ち株の評価損益比率は前日比 0.34%でした。保有する銘柄の1つが4月に入ってから調子が良く、今日の大引け時点の値は3月末比で、4.8%の上昇です。

新商品の「ニンテンドーラボ」を発売した任天堂が3.94%と大幅高で、関連銘柄への影響が今後気になるところです。


民間の平均支給額 37万3千円。今夏のボーナス予測


今夏のボーナス予測が、民間シンクタンク5社から出ています。民間企業1人あたりの平均支給額は、前年比1.8%増の37万3千円となる見通しです。

支給総額の平均は、前年比3.9%増の15兆4千億円で、2001年の16兆円以来、17年ぶりの高水準です。(従業員数5人以上の事業所)

企業業績の改善はもちろん、人材のつなぎ留めに一時金を積み増す企業の思惑が反映されているのではないでしょうか。

「中小企業は人手不足感が特に強く、人材確保の観点から大企業よりも高い伸びが見込まれる」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

一方でボーナスに無縁の働き方を選ぶ人もいます。


フリーランス「満足」7割、年収は200万円未満6割


フリーランス(独立自営業者)は企業に雇用されない働き方です。ボーナスはありませんが、仕事に対しては約7割が満足と回答しています。(立行政法人 労働政策研究・研修機構)

収入は会社員と比較すると低い傾向ですが、場所や時間に縛られずに働ける環境を前向きに受け入れているようです。
  • 仕事に対しては約7割(68%)が満足
  • 収入に対しては約5割(48.5%)が満足
  • 6割超(64・1%)が年間報酬額200万円未満
  • 400万円以上は21.5%
  • 50万円未満は約4割
  • 調査対象/8256人を対象に昨年末に調査を実施(オンラインで仕事を請け負うクラウドワーカーや個人事業主を対象。個人商店や農林業の従事者は除く)

6割超が年間報酬額200万円未満ですが、その収入に満足している人が約5割いることも見逃せません。

また働き方においては、取引先とのトラブルが多いのも気になるところです。フリーランスが希望する保護施策で多いのが次の2点です。
  • 取引先との契約内容の書面化の義務付け(23.1%)
  • トラブル時に相談できる窓口やわずかな費用で解決できる制度(20.6%)

お金、時間、対人関係の煩わしさを回避…、何を優先するかは、フリーランスで働く上で軸となる部分です。