こんにちは。ひとりです。
マーケティングとブランディングについて、前回投稿しました。
2018/3/11
マーケティング(How)とブランディング(What)の違いは
マーケティングに欠かせないのが広告です。では広告とは何でしょうか。
ラジオCMの構成は、4つの要素から
広告をアメリカ・マーケティング協会は、企業や非営利組織、個人らが、製品や組織、アイデアなどを告知することと定義していますが……。広義でつかみにくいです。
ここでは私が好きなラジオで流れるCMに焦点を当てて紹介します。ラジオCMは4つの構成要素からできています。
- 言葉(Voice)
- 効果音(Sound Effect)
- 音楽(Music)
- 沈黙(Silence)
沈黙はちなみに、3秒以上続くと放送事故になってしまいます。
良いラジオCMは、そのシーンが目に浮かぶもの
印象に残るラジオCMは、聞いているとそのシーンが目に浮かびます。例えば「山下達郎のサンデー・ソングブック」(TOKYO FM、毎週日曜14:00〜)で19年間放送されていたジャックス(JACCS CARD)のラジオCMがそれです。
番組の協賛からは現在、ジャックスが外れているため放送されていませんが、ウェブで検索すると何本か動画サイトに投稿されています。
「JACCS カード ラジオCM」google検索
また最近聞いたもので印象に残っているのが、「TRUME TIME AND TIDE」(J-WAVE、毎週土曜21:00〜、市川紗椰さん)で流れたラジオCMです。
・TRUME TIME AND TIDE
エプソンが提供するもので、内容は、時間とは何かをテーマにした「時間会議」です。歴史上の偉人が残した“時”に関する名言の真偽を、法定を舞台に子ども議長が問う内容です。登場するのは、時について一家言ありの偉人ばかりです。
シェイクスピア
「時間は、それぞれの人によって、それぞれの速さで走るものだ」
アインシュタイン
「時間は止められる。ただし君が光の速さで動けば」
トルストイ
「時間など存在しない。あるのは瞬間だけ」
ベンジャミン・フランクリン
「時は金なり」
ナポレオン
「お前がいつか出会う災いは、お前が無駄にした時間の報いだ」
最後に登場するのは、子ども議長のお父さん。時間とは結局、何なんでしょうか。
雑誌BRUTUS(ブルータス)でもラジオCM特集を
ラジオCMを特集した雑誌が2015年に発行されています。

ラジオCMに着目したことが素晴らしく、ぜひ続編を期待します。また、山下達郎さんのラジオ番組を2月15日号で特集したBRUTUS(ブルータス)でも取り扱っていただきたいテーマです。
ブルータスは過去に2度、ラジオ特集を組んでいるほどですので、ラジオとの相性もきっと良いはず。過去のラジオCM音源をまとめて、雑誌の公式ウェブサイトで期間限定で聞ける“付録”があれば、なおさらおもしろそうです。