2018年3月8日木曜日

原稿は消しゴムで書く。コロボックル物語の佐藤さとるさん


こんばんは。ひとりです。

朝日新聞の朝刊に「天声人語」というコラムがあります。読解力をつけるために書き写しをしたり、指定語数に要約したりと、高校生の頃には随分と苦労したことを覚えています。

そんな天声人語ですが、今朝の内容が響きましたので紹介します。


書いては消し、書いては消し。原稿は消しゴムで書く


本題ではなく導入部分です。

(天声人語)秘密の消しゴム?
朝日新聞 2018年3月7日
原稿は万年筆で書きますか、それともサインペンやボールペンですか。コロボックルシリーズで知られる児童文学者の故佐藤さとるさんは、そんな質問を受けたことがある。「消しゴムで書きます」と答えて、笑われたそうだ▼推敲に推敲を重ねる佐藤さんからすれば半ば本気だった。鉛筆で書いたものを「消して消して消して、ちょっと書き直してはまた消して、という作業を続けるのである」と著書で述べている。あの透き通った文章ができるまでの苦労を思う

推敲を重ねた結果に書き上げた原稿を指して、「消しゴムで書く」とは上手くいったものです。