2018年3月8日木曜日

炭酸水 ウィルキンソンの歴史は古く、明治の兵庫県宝塚市に


こんにちは。ひとりです。

私はコーヒーが好きで、平日は毎日1、2杯を飲んでいます。コーヒーは豆によって香りがまったく異なりますが、それも口の中がさっぱりしている時にこそ分かるもの。

炭酸水で口を洗ってからコーヒーを飲むと、本来の香りや味がよく分かります。喫茶店のなかには、水の代わりに炭酸水を提供する店もあります。


強炭酸水の歴史は古く、1889年の兵庫県宝塚市に


「スターバックス(R)スパークリング リフレッシング テイスト(ノンカロリー)」が2月にセブン-イレブン向けの商品として発売されるなど、国内炭酸飲料の市場規模は5,563億円(2016年)で、2008年比で2割近く増えています。(富士経済)

炭酸水の1つ、「ウィルキンソン タンサン」は強炭酸として有名で、私は瓶に入ったものがペットボトルよりも好きです。

アサヒ飲料のウェブサイトを見ると、ウィルキンソンの歴史は古く、1889(明治22)年の兵庫県宝塚市に遡ります。

ウィルキンソン WILKINSON - アサヒ飲料
・ウィルキンソンズ ストーリー
・ウィルキンソンズ ヒストリー


“タンサン”はウィルキンソンの商標が一般化


「ウィルキンソン タンサン」を売り出したのは、英国人のジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏(1852年~1923年)です。宝塚で狩猟中に炭酸泉を発見して、翌年に瓶詰め生産を始めました。ウィルキンソン氏は明治の初めごろに来日して、神戸の外国人居留地で働いていたといいます。

ヨーロッパでは良質の飲料水が得にくいことから、瓶詰めのミネラルウォーターが食卓水として珍重されていました。

ウィルキンソン氏は設備をイギリスから取り寄せて「仁王印ウォーター」の商品名で、1890(明治23)年に販売を開始します。これが「ウヰルキンソン タンサン」に1904(明治37)年に名を変えて、国内はもとより、現在は海外27カ所で販売されるようになります。

発泡性の炭酸水を、海外では「ソーダ」と呼びます。一方日本で「タンサン」と呼ばれるのは、ウィルキンソンの商標が一般化したためです。

ソーダはそのまま飲んでも楽しめますが、私はウィスキーのソーダ割りが好きです。ウィスキーのなかでも「白州」がお気に入りです。

シングルモルトウイスキー白州 サントリー