2019年4月16日火曜日

三井住友 Vpassアプリ。端末位置情報の送信は諸刃の剣か


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は16日、前日比52円55銭(0.24%)高の2万2221円66銭でした。私の持ち株の評価損益比率は 0.33%です。

銀行や証券会社などが作るスマホアプリが増えてきました。ウェブサイトで用は済みますが、より利用者の利便性を追求した結果でしょうか、それとも別の理由があるのでしょうか。

便利や無料は諸刃の剣です。特に見えないものは厄介です。


三井住友 Vpassアプリ。端末位置情報の送信は諸刃の剣か


三井住友VISAカードが会員向けに「Vpassアプリ」を作っています。

・スマートフォンアプリ|クレジットカードの三井住友 VISAカード

アプリが2019年3月にリニューアルされたようで、特設ページでその便利さを紹介しています。

・Vpass アプリリニューアル|クレジットカードの三井住友 VISAカード

カードの利用金額や利用項目がアプリで確認できます。便利な一方で、アプリを起動するたびに端末の位置情報が、事業者に送信される仕組みです。

第2条(取得される利用者情報の項目、取得方法)
端末位置情報

・三井住友カード Vpassアプリ アプリケーション・プライバシーポリシー|クレジットカードの三井住友 VISAカード

位置情報の送信可否はアプリ内の設定で選択できます。ただ、アプリを起動するたびに位置情報の送信がONになります。

バグでしょうか、もしくは意図したものでしょうか。そもそも位置情報を収集する意味はあるのでしょうか。

公式サイトには案内がありませんが、どうやらスマホの位置情報とクレジットカードの使用状況をリンクさせて、クレジットカードの不正使用を監視しているようです。

スマホの位置情報とクレジットカードの使用情報を同一視するという仕組みです。

この情報が正確なら、きちんと公式ページで案内するほうが良いと思います。マイナスイメージを与えかねない位置情報の取得も、伝え方を変えれば強みになります。

私の位置情報が「取得されている」から、私の位置情報を安全管理のために「提供している」と。