2019年4月11日木曜日

オプションで損失。タイムディケイ(Time decay)の渦中に


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は11日、前日比23円81銭(0.11%)高の2万1711円38銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -1.90と大きく下落、昨日の上げ幅を帳消しにしています。

上げるにも下げるにも、国内固有の材料が乏しく、連休明けまではこの調子でしょうか。


オプション取引、タイム ディケイ(Time decay)の渦中に


オプション取引を今年から始めました。実際に取引きしながら学んでいる途中ですが、損失続きです。

5月限月(5月9日 取引最終日)の日経225オプション プットを現在保有しています。

4月末から5月末にかけての連休中の保険にと買付けたものですが、決済日が近づくに連れてその価値も下がっています。まさにタイム ディケイ(Time decay)、時間的価値の減少にさらされています。

オプション取引においては、オプションの価値が時間の経過とともに減少していきます。これは個別株にはない考え方で、現在ある損失の要因もこの点を理解していなかったことが挙げられます。

オプションの価値は、「本質的価値」と「時間的価値」の合算で算出されます。当の「時間的価値」は、権利行使日に近付くにつれて、価格変動の可能性が小さくなるのにあわせて価値の減少が加速し、最終的にはゼロになります。

オプション価格の減少率は「シータ(theta)」で表されます。タイムディケイ(時間的価値の減少)によって、1日ごとに失われていくオプション価格の減少幅で、日数が短くなるほどシータの値は大きくなります。

日経平均株価が上昇しても持ち株は下落し、また当然のようにプット オプションは下落します。保険の効用は今のところありません。