2019年4月7日日曜日

4月に入ってからの株価の明暗が、まるで「ワニの口」のよう


こんばんは。ひとりです。

日経ヴェリタス最新号(第578号)で「ワニの口」が紹介されています。言い得て妙で、私が保有する銘柄もまさにワニの口状態です。

2019年3月6日〜4月4日まで

日経平均株価(赤色)と保有銘柄(緑色)の値動きを重ねたものです。

4月に入ってからの株価の明暗(上昇、下落)が、まるでワニが大口を開けたように見えます。


中国の景気への期待や、半導体関連の好材料が後押し


記事によると、内需ディフェンシブ株が4月に入ってから売られ始め、代わりにシクリカル株(景気敏感株)が買われているとのこと。中国の景気感底入れへの期待や半導体関連の好材料がシクリカル株への買いを後押ししている様子です。

シクリカル(Cyclical)とは「サイクルの」という意味で、市場に当てはめると、「景気サイクルに左右される」ということです。

シクリカル株は景気後退局面では業績の落ち込みが激しく、一方で現在のような景気拡大が期待される局面では株価の伸長が著しいです。

堅調な日経平均株価(赤色)はこのシクリカル株の値動きと類似します。

シクリカル株は、設備投資関連や半導体、電子部品関連がそうで、対してディフェンシブ株の鉄道株や食品株が大きく売られています。

私が保有する銘柄は内需サービス株ですが、4月に入ってから10%弱の下落、また3月最終週から見るとその下落幅は12%超にもなります。

決して業績が悪いわけではなく、市場の流れに翻弄されている感があります。

保有する銘柄にはシクリカル株に含まれるものもありますが、その値動きはどうも期待できるものではありません。

景気に陰りがみえればディフェンシブ株を、景気が強くなりそうであればシクリカル株を。いずれの株も長期保有していれば儲かるというわけではなく、買い時、売り時の見極めが大切です。

私はその点で今回、内需ディフェンシブ株の売り時を逃してしまったということかもしれません。


※ 追記(2019/04/07)

トラスコ中山から株主優待品が届きました。