2022年3月26日土曜日

米国ETF、IJRを105で売却。人件費上昇が小型株の利益を圧迫


こんばんは。ひとりです。

投資する米国ETFのひとつを売却しました。IJRです。

  • iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF

2019年1月からコロナ禍中においてもコツコツと積立投資を続けてきました。最初の購入価格は75.42 USDです。それを105.10 USDで2月8日に全株売却しました。ちなみに同商品の現在価格は108.87 USDです。(2022/03/25時点)

105.10 USD 売却(2月8日)

75.42 USD から積立投資 開始(2019年)


人件費上昇が小規模企業の利益を圧迫


小型株は、収益拡大期待を織り込んだ上昇を2020年から続けてきました。その小型株は今後、金利上昇で逆風が吹くと判断しました。理由の一つが人件費上昇で、大型株(大企業)以上の負荷が小型株(小規模企業)に掛かり、利益を圧迫することが予想できます。

一方で小型株が今後、全く上昇しないとは考えていません。その上昇の旨味を享受するためにも、小型株を含むETFにも資金を割り当てています。


IJR売却で、3月中旬の株価上昇場面を逃したか


IJRの売却で3月中旬からの、チャールズ・エリスが形容する「稲妻が輝く瞬間」(株価上昇場面)を逃したかといえばそうでもなく、売却日の同日に別のETFへ売却益を含む買付余力を充てました。そのため、今回の株価上昇局面ではしっかりと恩恵を受けています。

2月8日売却
  • IJR … 105.10 USD

2月8日購入
()内は現在価格(2022/03/25時点)
  • VTI … 225.40 USD(228.09 USD)
  • VYM … 112.60 USD(113.64 USD)
  • VIG … 161.97 USD(162.11 USD)


グロース銘柄と相関係数が低いVYMに投資


IJRの売却で生まれた買付余力をVYMにも充てています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF

VYMは、金融やヘルスケアセクターを多く含み、フリーキャッシュフロー(営業活動CF + 投資活動CF)の創出力が高いためです。現在の米国市場で、その点に投資妙味を見出しました。現に年初来の騰落率は、S&P500と比較しても劣らず、プラス圏に浮上する場面があります。グロース銘柄と相関係数が低く、ポートフォリオに組み込む意味があると判断しました。

先行きは今後も不透明ですが、そんな時は下手に売買せず、定期積立でやり過ごします。