2019年6月29日土曜日

有価証券報告書「事業のリスク」は、経営力を見る方法の1つ


こんばんは。ひとりです。

今日は図書館で勉強です。中高は7月に入ってすぐに期末試験が始まるようで、自習室は学生で満席です。

日中は勉強に充てて、夕方は予約していた美容院で髪を整えてきました。これでさっぱりと、明日からの勉強にも身が入ります。

株主総会の開催は今週、来週でピークを迎えます。私の持ち株の1つも先週末に株主総会が開催され、有価証券報告書が早速ウェブサイトに公表されています。

100ページ超もあるため全てには目を通しませんが、私が好んで見る項目があります。「事業のリスク」です。企業によっては項目の立て方が異なるでしょうが、大半の企業の有価証券報告書には掲載がある内容です。

その企業ならではのリスクもあれば、昨今の情勢を考慮した各社に共通のリスクもあります。

例えば数点挙げると、

  • 人材の確保と育成について
  • 個人情報の取り扱いについて
  • M&Aについて
  • 自然災害、風評被害について

などがそうです。

人材の確保や育成、個人情報の取り扱いは業種を問わず各社に共通する課題です。また社内外から立った風評にも注意が必要です。

会社が事実を確認する前であっても、個人が発信したことに世間の関心が向くと、あれよと言うまにSNSで拡散します。カネカ社やアシックス社の人事転換がそれでしょうか。

カネカ社やアシックス社の件が、必ずしも会社に悪評をもたらすことが目的ではなくとも、結果としてそうなっているのは間違いありません。

有価証券報告書にリスクを書き出すということは同時に、そのリスクに対処する方法も準備しているということです。どれだけ具体的なリスクを想定できているかが、その企業の経営力を見る方法の1つだと思います。

会社運営の難しさを知るという意味でも、各社のリスクに目を通すと参考になります。


※ 追記(2019/06/29)

株主優待の案内がオリックス社から届きました。

  • 株主カード
  • ふるさと優待

オリックスの株価は安定しませんが、同社の株主優待は安定の品質と種類です。2018年に続いて2回目の優待権獲得です。ふるさと優待の商品を選んで、忘れないうちに投函しようと思います。

株主カードは昨年、利用する機会がなく期限の7月を迎えてしまいました。優待内容の1つ、水族館(京都、すみだ、新江ノ島)の入場料割引を今年は利用してみたいと思います。

これまで縁のなかった場所や施設も、株主優待があれば出かけてみようという気になります。これも株式投資の効用です。


※ 追記(2019/06/30)

株主優待の申し込みが完了しました。専用ウェブサイトからも今年は、ハガキと同様に申し込めます。


スマホでQRコードを読み取れば、2、3分で完了です。ウェブからだと、申し込む株主も、受け付ける(処理する)会社も楽です。