こんにちは。ひとりです。
株式を保有する各社から議決権行使書がこの時期、配当金計算書とともに自宅の郵便ポストに届きます。
例えばオリックスから上記の書類が届きました。株主名簿の管理人は三菱UFJ信託銀行です。
添付のはがきから、もしくはインターネットから議決権が行使できます。はがきにはQRコードの掲載があり、試しにスマホで読み取ってみました。

するとログイン済みの画面が表れ、「確認画面へ」のボタンをタップすると、行使内容の確認画面に移ります。

議決権を行使すると最後に確認画面に切り替わり、完了です。

完了画面の確認を含めて、QRコードを読み取ってから 3ステップで済みました。
- 議案賛否方法の選択(既にログイン済み)
- 行使内容の確認
- 完了画面
こんなに手軽に済むなら、個人投資家の議決権の行使率が上がりそうですね。一方で、別の銘柄の議決権行使書を確認すると、ログイン用のQRコードが見当たりません。議決権の行使は、はがきのみで受け付けているようです。
株主名簿管理人を確認すると、先のオリックスとは異なり、みずほ信託銀行とあります。同信託銀行だからインターネットで行使ができないのか、もしくは銘柄に寄るのかは不明ですし、わざわざ調べようとも思いません。
議決権をはがきで行使する個人投資家も、そのはがきを配達する郵便局員も、また議決権を集計するみずほ信託銀行の職員も手間がかかるでしょう。
インターネット行使に完全移行する必要はありませんが、はがきのみの現在から選択肢を増やすことは必要だと思います。