2018年9月12日水曜日

ひふみの組み入れ上位にもVisaが。キャッシュレス決済の主役


こんにちは。ひとりです。

キャッシュレス化が国を挙げて推奨されています。

日本政府は2027年6月までにキャッシュレス決済比率を倍増させて、4割程度とすることを目指しています。およそ10年後の目標です。

私のキャッシュレス決済比率は約5割~6割でしょうか。日常の買い物はほぼクレジット決済ですが、家賃や水道代、ガス代は銀行口座からの自動引き落としです。可能ならばこれらもクレジット決済で済ませたいのですが、なにしろ事業者側の課題もあるようで。

キャッシュレス化を推奨するならば、消費者へのアプローチに加えて、事業者へのアプローチも欠かせません。


中国系の決済アプリも。郵便局、キャッシュレス決済を導入


キャッシュレス決済とはこれまで縁がなかったと思われる場所も導入に動き出しました。日本郵便が2020年2月から順次、全国の郵便局にキャッシュレス決済を導入します。

切手やハガキは年に数回の利用ですが、それでもクレジットカードが使えると便利です。クレジットカード決済のほかに電子マネーやスマートフォン決済もできるようになり、また中国系の決済アプリの導入も検討しているようです。

導入初年度で約半数の直営郵便局1万局に、2024年ごろには約2万局、全ての郵便局に広げる計画です。

訪日客が記念に日本の切手を購入したり、お土産を発送したり、特に観光地の郵便局では需要が見込めそうです。東京五輪時の、需要の取りこぼしがないようにとの計画も見えます。


Visa(ビザ)のタッチ決済、ローソン店舗で利用可能に


ローソンでクレジットカードの非接触決済が導入されます。Visaカードがローソンに提供するサービスで、昨日11日から利用が始まっています。

レジ側にある専用リーダーに、非接触対応のVisaカードをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要です。決済時にクレジットカードを店員に渡すことを、安全面から嫌がる外国人観光客も多いそうです。

世界では非接触決済が一般的になっており、店員にカードを渡す必要がないVisaのタッチ決済は、日本を含む70以上の国と地域ですでに展開されています。また世界の全カードの約50%が2020年までに、非接触対応になるとも見られています。

Visaのタッチ決済がコンビニから導入されたことも意図がありそうです。コンビニの単価は概ね5,000円以下でしょう。単価5,000円以下の対面決済の場合、約90%が現金で支払われているというデータがあります。

今回のローソンの導入でキャッシュレス決済に弾みがつけば、政府の掲げるキャッシュレス化推進の目標達成に近づくかもしれません。


ひふみ投信の、組み入れ比率上位銘柄にもVisa(ビザ)が


ひふみ投信の組み入れ銘柄を見ると、組入比率の上位を海外株が占めています。アマゾンやマイクロソフトのほか、Visa(ビザ)もその1つです。

・運用レポート・報告書 - ひふみ投信 - レオス・キャピタルワークス

キャッシュレス社会を実現する過程で、Visa(ビザ)は欠かせない会社の1つです。