2018年9月28日金曜日

SBIからiDeCoの新プランが。一方で、商品の現金化が必要に


こんにちは。ひとりです。

私はiDeCo(イデコ、確定拠出年金)に2017年1月から加入しており、SBI証券を利用しています。


SBI証券からiDeCo(イデコ)の新プランが発表されるも……


当初は他社よりも頭1つ、SBI証券の手数料の安さや、運用商品の幅の広さが魅力的にうつりましたが、iDeCoが世見に浸透するに連れて優位だった条件に他社との違いが見えなくなりました。

特にインデックス商品の入れ替えが進まず、他社と比較すると一層、質よりも量といった体裁に見えました。

そこに重なって今年5月に施工された確定拠出年金法等の一部を改正する法律です。商品数の上限が35に制定されると、新しい商品を増やすよりもまず減らすことが必要になりました。

このままではどうにも身動きがとれないとあって考え出されたのが、今回発表された新プランでしょうか。

箱をもう1つ作ってしまえば、また上限数いっぱいの35商品が運用できるという考えです。そこに取り揃えられた商品群を見れば、これまでの商品がかすんでしまうほどです。

iDeCo枠だから欲しい商品がなくても仕様がないと譲歩していた人もいるでしょうが、この商品群を見る限りでは、私の欲しい商品も取り揃えられています。

ただ商品が増えた減ったの話では収まらないようです。


資産の現金化が、他社に乗り換えるのと同じように必要


優良な商品群から選べるのは満足ですが、手続きがややこしそうです。SBI証券からのプレスリリースには薄い文字色でこんなことが表記されています。

プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を全売却し現金化した上で、資産の移換を行います。 
なお、資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。詳しくは、プラン変更時に当社からお送りする資料をご確認ください。

朱色で記載するような内容だと思いますが、手続きが増えると、はなから避けられるのを防ぐためでしょうか。いずれ分かることなのですが。

また新プランの設定が2018年11月からに対して、資料請求の受付が2018年11月1日からです。設定と運用開始は異なるのでしょうか。

iDeCoを始めるのに二の足を踏む理由の1つが、その手続きの分かりにくさ、煩わしさです。そのうえ、同じ会社でも他社へ移換するのと同様の手続きが必要とあらば、そのままでもいいという人も少なくないのでは。

いずれにしても資産運用を前にして、面倒だからしないということはありません。新プランに乗り換えたいと私は思いますが、まずは資料請求です。


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門