2018年9月13日木曜日

リーマン・ショックから10年、利益合計が水準を上回る


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は13日、前日比216円71銭(0.96%)高の2万2821円32銭でした。


米中の通商摩擦への懸念が、協議再開で和らいだかに見えます。一方で、次の矛先は日本でしょうか。9月下旬には日米の閣僚級貿易協議(FFR)を控えています。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 0.72%です。


リーマンから10年、利益合計が2007年の水準を上回る


東京商工リサーチ(TSR)が、リーマン・ショック後の企業業績調査を公表しました。利益合計はリーマン・ショック前の水準を上回ったものの、売上高合計が未だその水準に届いていません。

2007年度を100.0とすると全企業の利益合計は162.0に伸びていますが、売上高合計は、98.8にとどまります。いずれも2017年度の数値です。

回復基調かと思われますが、非上場の小売業は売上高合計、利益合計ともに水準の100.0には達していません。その中で、震災復興や東京五輪に向けて好調な建設業、運輸業の牽引が数値から見えます。景気回復にまだら模様が浮かび上がります。

東京商工リサーチ(TSR)調べ
  • 企業データベース(約480万社)を活用
  • 2007年度(2007年4月期~2008年3月期)~2017年度(2017年4月期~2018年3月期)
  • 11期連続で単体の業績比較が可能な26万5,763社を抽出、分析