2018年12月23日日曜日

BRUTUS(マガジンハウス)が恒例、「危険な読書」を特集


こんにちは。ひとりです。

BRUTUS(マガジンハウス)最新号が、「危険な読書」を特集しています。例年この時期の恒例特集として、2017年号から3冊目でしょうか。


No. 838(2017年)

No. 861(2018年)

No. 884(2019年)


特集企画の1つ、「国語辞典を読む。」


今号の企画の1つとして「国語辞典を読む。」があります。辞典は数冊保有しており、学生時分に購入したもののほか、働きだしてから購入したものもあります。


左から順に
  • 「類語大辞典」
  • 「句読点、記号・符号活用辞典。」
  • 「朝日新聞の用語の手引」
  • 「新明解 国語辞典」

2017/11/05
日常に必要な編集力。発信する情報は正確に伝えてこそ
誰でも情報の発信者になれる現在にあって、言いたいことをそのまま発信するのではなく、受け手側に興味を持ってもらい、見たい、読みたいと思ってもらえるような見せ方の工夫が大切です。

辞典は読むために手に取ることは少ないですが、すぐ手が届くよう本棚にしまう位置は決まっています。

辞典といえば「舟を編む」を思い出します。


「愛なき世界」もまた、「舟を編む」に通じる部分が


「舟を編む」は、三浦しをんさんの2011年に出版された小説で、映画化、アニメ化もされています。

【辞書】言葉という大海原を航海するための船。
【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。 
玄武書房に勤める馬締(まじめ)光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。 
定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。 
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか。

そして「愛なき世界」もまた、「舟を編む」に通じる部分があります。

2018/11/07
きっかけは植物学者からのメール。三浦しをん「愛なき世界」
「愛なき世界」(三浦しをん 著)を今、Kindle(キンドル)で読んでいます。植物学研究の姿に迫った物語で、同著者の「舟を編む」が職業小説として、書評欄で度々比較に挙げられています。

私は年末年始だからといって外出の予定はなく、静かな図書館通いでしょうか。なにしろひとりが好きなもので。