こんにちは。ひとりです。
日経平均株価は前週末比、約700円前後安(-3% 超)で推移しています。私が保有する銘柄も 3%~4%超と大きく下げています。
先週のオプション取引の決済日を、もう1週間余裕を持たせていればと悔やまれます。
東証、市場再編で1部上場会社が半数に
東京証券取引所の市場区分見直しが、2020年4月以降に予定されています。1部上場会社をふるいにかけて、その数を減らそうというものです。
現在の東京証券取引所は東証1部を筆頭にして2部、JASDAQスタンダード、マザーズ、JASDAQグロースとあります。
各区分への上場会社数は日本取引所グループのウェブサイトで確認できます。
・上場会社数・上場株式数 | 日本取引所グループ
それを図に表すとこのようになります。
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上場会社数(2019年3月25日 現在) |
1部に上場する会社数が2141社と、他区分に上場する会社の合計1490社よりも多いのが分かります。
1部上場会社をふるいにかける基準としては現在、時価総額 500億円という基準がささやかれています。例えばその基準に合わせて東証を市場再編すると、1部上場会社は約1000社まで減り、現在の数の半数になる可能性があります。
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時価総額 500億円で1部上場企業をふるいにかけると…… |
1部からふるい落とされた会社の株価はどうなる
就活真っ只中のこの時期、学生が会社を選定する基準の1つに「1部上場ブランド」があります。
1部上場企業と中小企業の給与格差は歴然で、そのほか社内研修や福利厚生の充実具合も魅力です。また友人、家族への見栄も少なからずあるでしょう。
新卒採用に限らず、転職を希望する優秀な人材を集める効果も絶大です。「1部上場ブランド」に魅力を感じない人もいるでしょうが、その数が少数なのは容易に想像できます。
セミリタイアを目指す私には、端から関係のない話に聞こえますが、株価へ影響を鑑みると無関心ではいられません。現在の1部上場からふるい落とされた会社の株価は下落を免れられないでしょうから。