2019年3月3日日曜日

ユニクロのRFID/ICタグ。複数商品を瞬時に感知する優れ物


こんばんは。ひとりです。

ユニクロで先日、部屋着を購入しました。会計を済ませようと店員に商品を預けると瞬時に価格がレジに表示されました。タグのバーコードを読み取るわけでもなくプレートに商品を載せただけです。


噂には聞いていましたが、これがRFID(IC)タグかと


噂には聞いていましたが、これがRFID(IC)タグかと。しかし商品にタグが付いていた形跡はなく、レジを済ませてから価格が印刷された紙のタグを見てみると、「RFID(IC)タグ」のマークが印字されています。

ユニクロで先日、部屋着を購入しました。会計を済ませようと店員に商品を預けると瞬時に価格がレジに表示されました。噂には聞いていましたが、これがRFID(IC)タグかと。
RFID(IC)タグのマーク

通常の紙のタグですが、光にかざすと電子回線のようなRFID(IC)タグが透けて見えます。

ユニクロで先日、部屋着を購入しました。会計を済ませようと店員に商品を預けると瞬時に価格がレジに表示されました。噂には聞いていましたが、これがRFID(IC)タグかと。
紙タグを裏から透かしてみると……

このタグは折り曲げられるほどの柔軟性があり、薄さも通常の紙のものと変わりません。タグを裂いてみると、銀色のアルミ箔のようなものが挟み込まれているのが分かります。

従来のバーコードタグとRFID(IC)タグを比較すると、導入に至るにはコストの高さが課題に挙がるようです。一方で複数の商品価格を一度に読み取れたり、商品(RFIDタグ)と読み取り機との距離が数メートル離れていても感知が可能だったり、店員側からすればレジや在庫管理で作業効率が向上するのは一目瞭然です。

RFID(IC)タグの導入コストは現在、1枚あたり10円程度が相場のようです。もちろん導入に至るまでの設備投資も必要です。

ファーストリテイリングは、RFID(IC)タグの導入にあたっての具体的な投資額やコストを公表していませんが、1枚10円程度といった相場よりも優位性のあるコストが実現できたため導入に至ったようです。

RFID(IC)タグはまた衣類に限らず、図書館にも導入できそうです。


限定発行「坊っちゃん文学賞作品集 1988-2017」


私が利用している図書館は、貸出、返却の管理にバーコードを用いています。透明フィルムがかけられたカバーを見てもRFID(IC)タグが組み込まれた様子は見当たりません。

RFID(IC)タグを導入すれば、複数冊の貸出、返却を一度に処理できるという点で作業時間の大幅な短縮につながり、得られた時間を別の作業に充てることも可能です。もちろん導入コストは考慮しなければいけませんが。

図書館で今週、借りた本です。

  • 若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間
  • タイムトラベル 「時間」の歴史を物語る
  • 坊っちゃん文学賞作品集 1988-2017
  • 「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書
  • 損益分岐点の実務が面白いほどわかる本


ちなみに「坊っちゃん文学賞作品集 1988-2017」は市販本ではありません。

・『坊っちゃん文学賞作品集 1988-2017』松山市ホームページ
松山市は市制100周年を期に昭和63(1988)年、坊っちゃん文学賞を創設しました。正岡子規を生み、夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれたまちという豊かな文化的土壌をいかした新しい青春文学の創造が目的です。 
昨年、本市出身の審査員 早坂暁さんが逝去され、また第15回・30年という大きな節目を終えました。これまでの坊っちゃん文学賞を振り返るため、第1回~第15回までの大賞作品を収録した『坊っちゃん文学賞作品集1988-2017』を制作し販売や配付します。

540ページと厚く、読み応えがあります。私が同文学賞を知ったきっかけは雑誌「ku:nel(クウネル)」の別冊付録です。

私が坊っちゃん文学賞を知ったきっかけは雑誌「ku:nel(クウネル)」の別冊付録です。
坊っちゃん文学賞 作品募集ポスター

別冊付録で坊っちゃん文学賞の受賞作が掲載されたのは数年間のみで、私が読んでいない作品もたくさんあります。

映画にもなった敷村良子さんの「がんばっていきまっしょい」や、最新作「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこさんも同文学賞の受賞者です。瀬尾さんの受賞作の「卵の緒」は2002年に発表された作品です。もう17年が経ちました。