2019年7月10日水曜日

米国株にあって日本株にないもの。世界の時価総額では圏外に


こんにちは。ひとりです。

米国株売買時の最低手数料が撤廃されます。大手ネット証券3社全てで、日経新聞朝刊(2019/07/10)に紹介されています。

  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • SBI証券

日経新聞には3社とも最低手数料を撤廃とありますが、マネックス証券のウェブサイトにはまだその旨が掲載されておらず、手数料は0.01米ドルのままです。

いずれにしても個人投資家の米国株への興味がさらに高まりそうです。


日本株にはない米国株の魅力は


少額からでも投資が可能とその利便性を謳っていますが、為替手数料や売買時の手数料が撤廃されるわけではありません。

また譲渡益や配当、分配金には米国と日本で二重に税金がかかります。その二重課税を解消するためには確定申告が必要です。

そんな手間を踏まえても私は、米国株には日本株にはない魅力、つまり「儲けの種」があると思います。

もちろん日本株にも儲けの種はありますが、なにしろ雑音が多く、またそれに株価が惑わされることが多いです。

日経ヴェリタスには最近、世界の時価総額ランキングが掲載されています。そこに挙がる企業は米国が主で、アジアの時価総額ランキングに目を移しても、上位にランクインされる日本企業はトヨタ自動車だけです。

また連続増配企業を見ても、世界と日本企業の差、もとい米国企業と日本企業の差は大きいです。


米国株に投資することで、世界に分散投資ができる


投資は分散が基本です。分散は4つに分けられます。

4つの分散
  • 時間
  • 資金
  • 銘柄
  • 地域

米国のインデックス指数にS&P500があります。先の世界の時価総額ランキングにも名前が挙がる有望企業が含まれています。ここで分散の話に戻します。投資するのが米国株一辺倒では、地域の分散が効かないのではという疑問です。

ただこの時代に米国内だけで取引が完結する企業は少なく、その取引先や工場は世界に分散されています。特に時価総額上位の企業ともなると、それが当たり前に行われています。

つまり米国企業に投資をしても、実は世界に分散投資されているとも考えられます。


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