2019年7月2日火曜日

会社員の生涯年収 3億円は過去の話。でも株式投資なら叶う話


こんにちは。ひとりです。

会社員の生涯年収が約3億円といわれていた時代があります。私が中学、高校の時でしょうか。

正社員とアルバイトの生涯年収を、札束を模した実物大の展示物で比較した大学がありました。卒業してからも正規職に就かず、アルバイトを継続する働き方に警鐘を鳴らすためでしょう。数字としての年収差は知っていても札束を積み上げて、形あるものを比較されると焦りや不安も生まれるものです。

正規職だからといってそもそも、3億円の生涯年収が得られるものでしょうか。22歳~65歳まで正規職で働いたとして43年。計算すると、年収700万円×43年 =3億100万円です。

年収700万円でやっと3億円超えです。年収600万円だと、2億5,800万円。年収500万円だと2億1,500万円です。

  • 年収 700万円 … 3億100万円
  • 年収 600万円 … 2億5,800万円
  • 年収 500万円 … 2億1,500万円
  • 年収 400万円 … 1億7,200万円

こうみると、会社員の生涯年収が3億円といわれたのはもう過去の話です。では会社員なら無理でも、株式投資ならどうでしょうか。

株式投資での目標金額を私は決めていません。例えば年率15%~20%などと日々の目標は設けても、長期の金額目標は定めていません。

増資しながら日々の利益を複利で積み重ねていけば、いずれ億には届くだろうといった感覚です。もちろん株式投資の損益は毎年管理しているので、億に届くというのは推測ではありませんが、利益が継続できればの話で、あくまで皮算用です。


蓄えた資産を使いながら、資産運用で使う以上に増やす


冒頭の正社員とアルバイトの話に戻すと、例えば雇用形態を組み合わせるのも1つの生き方だと思います。

40歳前後まで正社員で、それ以降はアルバイトという働き方です。これには条件があって、アルバイトの給与以外にも収入があることです。

社会人になって40歳までの約18年間で、会社を辞めても通じる(お金になる)能力を身に付けるか、資産運用の経験を積んで、少しでも結果を出しておくかです。つまりアルバイトとの“ダブルインカム”です。

私が実行する場合は、アルバイトで生活費を稼ぎながら現在の資産を運用する方法でしょうか。加えて稼ぎにつながる資格取得のために、勉強の継続も欠かせません。50歳、60歳の時の働き方を決めるのは、30歳代の今です。今その準備が必要です。

「蓄えた資産を使いながら、それ以上に増やす」ことが私のセミリタイアのキーワードです。


※追記(2019/07/02)

日経平均株価の終値は2日、前日比24円30銭(0.11%)高の2万1754円27銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 2.69%と昨日に続いて堅調です。牽引するある銘柄は、2日間で11%超の上昇です。