2019年1月11日金曜日

VISAの営業利益率は近年60%超、売上はここ10年で3倍に


こんにちは。ひとりです。

私は食料を含めて日用品の支払いをクレジットカードにまとめています。ただ家賃や一部公共料金の支払い、週末よく利用するパン屋は現金のみの取り扱いです。

クレジットカード導入が進まないのは、料金を受け取る側が支払うクレジット会社への利用手数料があるからでしょう。その手数料は料金に対して1%~5%までと業種によっても異なります。


VISAの営業利益率は近年60%超、売上は10年で3倍に


クレジットカード市場は2023年、100兆円を超えると矢野経済研究所が見通しています。2017年の市場規模は58兆円ですので、今後5年で2倍近く伸びる試算です。

クレジットカードを利用する側からすれば、使える店舗が増えるので便利になりますが、加盟店からすれば、クレジットカードが使われるごとに手数料の負担が増えます。

ある店舗では、現金払いとクレジットカード払いで価格を分けていました。商品に掲示される価格はもちろん現金払いのもので、いざクレジットカードで支払いを済ませようとすると数パーセント上がった値段を提示されるというものです。

これでは店舗側が負担するべきクレジットカード手数料を客に負担させているとも取れます。クレジットカードでの支払いが広がるに連れて、このような苦肉の策が広がるかもしれません。

一方で、そんな手数料商売をするクレジット会社はどれだけ儲かっているのでしょうか。例えばVISA(ビザ)の営業利益率は近年60%が標準です。また売上はこの10年で3倍に伸びています。

VISAの株価は昨年のクリスマス、他の米国株と同様に大きく下げましたが、その下げ分もすでに回復しています。