2018年10月16日火曜日

広がる自転車保険の義務化。私はクレカの個人賠償責任で十分


こんにちは。ひとりです。

自転車保険への加入を義務化する地域が増えています。


自転車利用者に、自転車保険への加入を義務付けている地域に兵庫県があります。同県は2015年、全国に先駆けて自転車の利用者に保険加入を義務付ける条例を施行しました。


兵庫県の自転車利用者 67.9%が、自転車保険に加入


兵庫県が6月にアンケートした結果、自転車保険への加入率が67.9%だったことが分かりました。(アンケートは6月20~30日、自転車や歩行者の多い県内の量販店や駅の駐輪場などで実施し、4188人が回答)

  • 自転車保険に加入している 67.9%
  • 自転車保険に加入していない 26%
  • 加入しているかどうか分からない 6.1%

自転車保険への加入が義務とはいわれますが、保険に加入していなくても罰則はありません。それでも年々、保険への加入者が増えています。

自転車利用者が歩行者にけがを負わせて、高額賠償を請求されるケースが全国で話題に挙がるなど、保険が必要という意識が高まっているのがその理由でしょうか。

自転車保険への加入者を年代別で見ると、30歳代、40歳代が75%前後なのに対して、70歳以上の加入率は58%に留まります。自転車に乗る機会が少ないというのがその理由の1つです。

自転車保険を提供する保険会社も年々増えており、コンビニからでも最近は保険に加入できます。

京都府では4月から、仙台市でも今月5日に条例が可決されました。また神奈川県も自転車保険の義務化に乗り出しています。

私は自転車保険に加入しておらず、この機会に自転車保険の種類や掛け金を調べてみました。


私はクレジットカードの「個人賠償責任保険」で十分


例えばある保険会社の掛け金は、本人タイプが 3,888円~(年間、税込み)、家族タイプが 7,516円~(年間、税込み)です。月に換算すると324円~が目安です。

補償内容も様々で、本人タイプでも余計と思える補償が付随しています。1日数十円で、安心が得られるなら安いものかも知れませんが、よくよく調べてみると私の場合、単体の「自転車保険」にわざわざ加入する必要がないことが分かりました。

クレジットカードの「個人賠償責任保険」で、自転車の事故に対応しているからです。

クレジットカードの個人賠償責任保険は、保有者(家族を含めて)しか加入できない分、掛け金を低く抑えられるサービスが提供されています。

例えば三井住友カードは、保険の補償内容やもしもの時の保険金額を加入者が変更できます。単体の自転車保険は付随項目が多いと、独り身の私は感じました。

これなら付随項目を外すことも、もしもの保険金額を引き下げることもできます。その分、掛け金が低く抑えられるというわけです。

ちなみに私の場合、151円~(税込み)で済みそうです。単体で提供される自転車保険の約半分の掛け金です。

三井住友カードの場合でもパッケージされた保険が用途に応じて取り揃えられていますが、補償内容や保険金額が組み替えられる自由設計コースがおすすめです。


・ポケット保険|クレジットカードの三井住友VISAカード


自転車保険か個人賠償責任を選ぶかは生活環境に応じて


もちろん単体の自転車保険かクレジットカードの個人賠償責任保険、どちらを選ぶかはその人の生活環境次第です。

私のように独り身か、それとも家族があり自転車に乗るお子さんがいるかどうかでも適する保険が変わってきます。

クレジットカード保有者に提供される保険は、ショッピング保険がその1つとして知られていますが、今回の個人賠償責任保険を始め、ほかにも利用者向けの保険が用意されています。

今回の保険を含めて、まだまだ利用していない特典がありそうです。この機会に調べてみます。