2018年5月25日金曜日

米朝首脳会談中止。外国為替市場にも早速、円買い圧力が


こんばんは。ひとりです。

トランプ米大統領が24日、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の開催中止を、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長への書簡の中で通告しました。

初の首脳会談が見送りとなり、朝鮮半島情勢は再び不透明に、緊迫する可能性がでてきました。米朝首脳会談が見送られた原因の1つは、非核化の手法を巡っての対立が考えられます。短期間で一気に非核化を進めたい米国に対して、北朝鮮は段階的な措置をとって、そのたびに見返りを受ける方法を主張していました。

米朝首脳会談の開催中止は一方で、断行宣言ではありません。トランプ米大統領は金正恩委員長への書簡で、考え直すことがあったら「遠慮なく電話してほしい」とつづっていますが、この機を逃せば、仕切り直しには相当な時間がかかりそうです。

外国為替市場にも早速、影響が出ています。円買い圧力が高まり、今月上旬以来となる1ドル=108円台に上昇する場面がありました。ドルの売り一巡から2時現在、1ドル=109円台後半と、持ち直し基調に入っています。

外貨貯金を始めてから最初の急速な値動きです。109円台前半まで何とか引きつけて、ドルを買い増ししています。

また中小型銘柄を中心とする投資信託に売り注文を出しました。約定するまでに時間差がありますが、恐らく2日間下げても薄利が残りそうです。

売却は、個別銘柄や米国ETFの買付余力を確保しておくためですが、投資信託はやはり私の性には合わないようです。イデコ分を除く残りの投資信託も、機を見て売却しようと考えています。