2018年5月29日火曜日

欧州関連銘柄の1つミネベアミツミ。新型 iPhoneでも懸念が


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比122円66銭(0.55%)安の2万2358円43銭でした。

イタリアやスペインなど南欧の政治リスクが意識されています。対ドルや対ユーロで円高が進行するなか、欧州の売上高比率が高い欧州関連銘柄には、輸出採算が悪化するとの懸念から売りが膨らみました。日経平均株価の下げ幅は一時、200円を超える場面がありました。

私の持ち株は 5日続落で、前日比 -1.76%です。


欧州関連銘柄の1つミネベアは、アップル関連でも懸念が


欧州関連銘柄の1つにミネベアミツミがあります。この市場環境で下げ幅を拡大しており、3週間ぶりに年初来安値を更新しています。

1ユーロ=126円台半ばと、約11カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつけており、2019年3月期の同社想定レート、1ユーロ=130円より円高・ユーロ安が進んでいます。そのため、欧州事業の収益が悪化するとの懸念が、売りが膨らんだ要因の1つです。

またアップル社の新製品への部品供給も懸念材料の1つです。新型 iPhoneには自発光する有機ELが採用される見込みが強く、同社が液晶ディスプレー用に提供するバックライトの需要が細るとの不安が強まっています。

有機ELのスマホへの採用は以前から分かっていたことで、同社としても考慮していないはずはないのですが……。