2019年5月17日金曜日

ソニーとマイクロソフトの提携に見るクラウドファースト戦略


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は17日、前日比187円11銭(0.89%)高の2万1250円09銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 3.36%です。

この一週間を振り返ると、先週末比で-4.48%の下落です。軟調だったある銘柄だけをみると -12.5%も下落しています。下落の要因は明確で、その点の不安が和らげば株価上昇にもつながると期待します。

青が同銘柄、ピンクがTOPIX。3月下旬を境にして下落調子に

今日の市場ではソニーが前日比 9.89%上昇と、大幅高となっています。自社株買いとマイクロソフトとの提携を発表したためです。


ソニーとマイクロソフトに見る、クラウドファースト戦略


マイクロソフトはスマホ時代への適応に失敗して過去の企業となりつつありました。それが数年前ですが、今やAppleやAmazonと時価総額を競い合うまでに復活しています。

売り切り型からサブスクリプションモデルへ転換した、クラウドファースト戦略が功を奏しており、ソニーとの提携でもクラウドサービスという「バックヤード」で手を握る格好です。

週刊ダイヤモンドの最新号(2019年5月18日)では、マイクロソフト復活の鍵を決算書から紹介しています。同記事ではサブスクリプションモデルへの転換で改善したキャッシュフローに着目しています。

週刊ダイヤモンドの記事に先に目を通しておくと、今回のソニーとマイクロソフトとの提携が、両社の意図と狙いがよく見えます。