2019年5月29日水曜日

ビールの原価は100円程度。飲み放題で元を取ろうなんて無理


こんばんは。ひとりです。

屋外で飲食するのがこの時期、気持ち良いです。昼間に大きな公園で弁当を広げたり、帰りにビアホールに立ち寄ったり。もちろん私はビアホールになど行きませんが……。

料理の味が分からなくなるまで飲んだり、叫んだり、またタバコの煙まみれになるのはまっぴらですから。

幸いなことに現在の会社に就職してから、付き合いで飲みに行くことがなくなりました。行っても年に1回あるかないかでしょうか。

飲み放題はお店選びのポイントの1つですが、そこには儲かりのからくりがあります。例えばコース料理に1,000円プラスすれば、2時間の飲み放題が付くプラン。

飲み放題がお店にとって得か損かといえば、得です。飲み放題は儲かるから導入されるのであって、損が出るようならプランから迷わず外してしまいます。

例えば通常メニューで、1杯500円で提供される生ビール。飲み放題では単純計算で、2杯飲めば元が取れ、3杯飲めば得すると考えがちです。

実際はビール2杯で1,000円ではなく、200円程度でしょう。つまり1杯の原価は100円程度ということです。限界利益(付加価値)は、1,000円 - 200円で、800円に。充分に利益が出ます。

もちろん10杯近く飲む人もいれば、3、4杯で満足する人もいます。客全体を均して利益が出れば、また追加で料理を頼んでくれれば良いですから問題ありません。ビールは売価ではなく原価(変動費)で損得を計算しましょう。

もちろん人によりますが、そんなことを考えると、外食なんて馬鹿らしくなります。ただ場の雰囲気に、サービスにお金を払っていることも忘れてはいけません。

私は、良い材料を仕入れて、自宅で調理するほうが幸せです。もちろん作るのも食べるのも私1人でですが。