2018年6月7日木曜日

人生から切り離せないお金のこと。定年準備と雑誌MORE


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は、前日比197円53銭(0.87%)高の2万2823円26銭でした。東証1部の7割を超える銘柄が上昇するなかで、上げ幅が一時200円を超える場面がありました。

私の持ち株の評価損益率は0.45%でした。持株比率の大きい1銘柄が下げたため、日経平均株価の上げ幅比率には及びませんでした。

5月23日から持ち株が大きく下げてきましたが、昨日6日からようやく反転の兆しが見えます。日経平均株価が25日移動平均を上回り、買いに弾みがついたようです。25日移動平均(5日時点で2万2561円)は、テクニカル分析上の上値抵抗水準とみられています。 


定年後には「こんな生き方がある」。新書『定年準備』


雨が今週は多く、通勤はもっぱら電車です。その通勤時間で私は本を読んでいます。1冊読み終えましたのでご紹介します。

定年準備
著者名:楠木 新
出版社:中央公論新社
販売開始日:2018年5月21日

本書は、『定年後』(初版刊行日/2017年4月20日)の続編の位置づけです。前作『定年後』は「50歳からの生き方、終わり方」と副題にあるように、50歳代が購入層の大半ですが、40歳代が、また男性向けの内容に絞られたにもかかわらず、女性の購入者も想定以上だったようです。私は30歳代で、書籍の購入者層の中では若い部類に入るでしょうか。

2冊を読み比べてみると、本書『定年準備』の方がより具体性がありました。通り一遍の説明で定年を語るだけではなく、「こういう人がいる」「こんな生き方がある」というように事例が豊富に紹介されていたのが良かったです。

老後破産という言葉に振り回されるように「定年」が一時(いっとき)の流行りになっていますが、本書で紹介されている内容は、その流行りに乗って1、2年で取材できるものではないと思います。30歳代の私が読んでも、考え方の幅が広がる内容でした。


社外に目が向かず、社会とのつながりが甘い


本書末にあるエピローグには、「会社員は社外に目が向かず、社会とのつながりについての感度が甘いことは否めない。」とあります。転職で新たな環境に身を置くようになって、また株式投資を始めるようになって、世の中にはこんな世界があるのかと、視点が広がったことを、この一文から思い出します。

「定年」は、働き方を考えるうえで、気になる言葉の1つです。このブログでも「定年」でキーワード検索をかけると、複数の記事が挙がります。

・キーワード検索「定年」

ブログ記事の内容は様々で、結婚や定年離婚のこと、転職や会社員の出口戦略、そしてiDeCo(イデコ)を始めとするお金のことです。

ちなみに雑誌MORE(集英社)7月号には、別冊付録に「貯まる女子のマネー“見直し”BOOK(24ページ)」が付いています。

お金の知識はいよいよ、若い世代にも避けられないこととなりました。