2018年6月3日日曜日

10年前の29倍に。社会人1年目、4月の転職サイト登録者数


おはようございます。ひとりです。

来春(2019年)卒業する大学生の就職面接選考が1日、解禁されました。

売り手市場で学生有利といわれますが、やりたい仕事と求人がある仕事の乖離は今も昔もさほど変わりません。求人があったから、受かったから入社したけれど、定年までは…… という考え方は当たり前のようです。

私は現在の会社で3社目です。3年、7年、3年目と各社での勤務期間を並べると分かりますが、やはり定年まで1つの会社に勤め上げようという「就社意識」は微塵もありません。次に転職する際はなんなら、会社勤めはもう結構というぐらいです。

就社意識が低いのは、今年入社した新入社員にも当てはまるようで、入社直後に転職サイトに登録する転職意識が高い人が増えているようです。


新入社員、4月に転職サイト登録。10年前の29倍に


「今の会社で働き続けたいか」との質問に、「できれば働き続けたい」との回答は53.8%に。3年連続の減少で、2015年度の調査(63.4%)から10ポイント近く下がっています。(トーマツイノベーションが2018年4月、新入社員約4800人を対象に実施)

つまり転職したい人が46.2%と、年々増えているということです。

企業側にとっては、採用した新人をどう定着させるかが切実な課題ですが、反して「DODA」(転職サービス)の社会人1年目4月の登録者数は、10年前に比べ29倍に増えています。(社会人全体は10年前比7倍)

早い段階から真剣に情報収集する姿が見えます。私の転職経験に照らし合わせれば、同じ会社に居続けていては視野が狭まり、成長意欲の低下に繋がりかねません。

職場転勤や配置換えのある職場ならそうとも限らないですが、転職して変わった意識、身についた技能は自身でも実感できるほどです。