2018年6月19日火曜日

米中の制裁合戦で日経平均が急落。急落の背景と事実を確認


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は今日、前日比401円85銭(1.77%)安の2万2278円48銭でした。私の持ち株は前日比 -2.77%です。持ち株の損益比率は、2月6日の終値以来の下り坂です。

日経平均株価が急落した背景と事実確認です。

  • トランプ米大統領が、中国の知的財産侵害に対する追加の制裁関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示した
  • 追加関税の内容は、2000億ドル(約22兆円)相当の輸入品(主にハイテク産業商品)に10%の関税をかけるもの
  • 中国商務省が米国の制裁関税に対抗する姿勢を示した
  • ハイテク産業の発展は中国の国家戦略の1つで、中国が譲歩する余地は乏しい
  • 両国の報復合戦が世界経済を傷つけるとの懸念が広がった
  • 米中摩擦激化を警戒した売りが中国・上海市場や香港市場でも広がり、主要株価指数が大幅に下落した
  • 上海総合指数は節目の3000を下回った(約1年9カ月ぶり)
  • 上海株はこれまでの下げで、予想PER(株価収益率)が11倍弱、PBR(株価純資産倍率)は1倍強まで低下した
  • 「人民元ショック」(2015年)で上海株が急落した後の2016年ごろと同水準
  • 香港市場のハンセン指数は3万の大台を割り込む場面があった(約3週ぶり)
  • ハンセン指数の年初来安値は2月12日に付けた2万9459円
  • 米国の利上げを背景に、投資資金が金利の高い米国へ還流する動きがある
  • 機関投資家のポジション調整の時期(上半期末の6月)と重なっている

下落の要因を挙げだすと切りがありません。私の持ち株は、この要因に過剰に反応しているようです。各銘柄の業績は良く、今は我慢の時間です。

大きく値を下げれば引きつけて、買い増しを検討します。株価の下げ止まりが見えないなかで、だらだらと買い増しだけは避けたいものです。

昨年の利益確定額の半分近くにあたる金額を、上半期に利益確定したため、気持ちに余裕をもって投資時期を見定められます。また高配当の銘柄や年初来高値を付けた銘柄も、持ち株に加え始めたところです。