2020年5月30日土曜日

持ち株は4月末比で2.6%の上昇も、日経指数8.3%には程遠く


こんにちは。ひとりです。

持ち株の評価損益率は5月、4月末比で2.63%の上昇です。ただ日経平均株価は8.3%も上昇しています(4月の上昇分 6.7%を加えると、15%にも)。

個別銘柄への投資が、この数字だけを見ると馬鹿らしくなります。指数連動のETFを買って、忘れていれば済むものを。

2020/05/30

評価損益率の推移を、年始を0(ゼロ)にして日々記録しています(青チャート)。また前営業日比の評価損益率を赤棒グラフで、青チャートに重ねて表示しています。

株価の変動を見ると5月も相変わらず、上げ下げの幅が大きい(ボラティリティーが高い)です。その上で右肩上がりに上昇を始めたのが分かります。

持ち株のなかには、プラス圏に6月中に浮上するかといった銘柄も出始めています。その1つが、MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信(2558)です。

円換算したS&P500指数への連動を目標に運用されるETFで、個別銘柄同様に日本市場に上場しているため、指値で場中に売買できます。

投資するにあたってかかる費用は年間約0.144%です。これには運用管理費用のほか、上場にかかる費用、対象指数の商標使用料が含まれます。

貸株金利が0.1%付くため(SBI証券で貸株を利用した場合)、実質約0.044%と考えてもよいでしょうか。同指数への連動を目標にする投資信託もありますが、貸株金利は付きません。また加えて、収益分配が年2回、決算時に行われます。それが6月と12月の8日です。

決算日前に貸株から外しておかないと、分配金が雑所得扱いに分類されてしまいます。ここは個別銘柄の配当金と同じです。


2018/05/17
分配金の種類に違い。投資信託とETF(上場投資信託)
分配金を支払う投資信託が、定期的な現金収入を求める高齢者に人気です。残高が増えているのが年2回型で、直近の残高は約14兆円と1年間で3割伸びています。 
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