2018年11月29日木曜日

知ってる人が得する仕組み。住民税の申告不要で税率を低く


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は29日、前日比85円58銭(0.39%)高の2万2262円60銭、東証株価指数(TOPIX)は、5.81ポイント(0.35%)高の1659.47でした。

日経平均株価の終値は29日、前日比85円58銭(0.39%)高の2万2262円60銭、東証株価指数(TOPIX)は、5.81ポイント(0.35%)高の1659.47でした。
日経平均株価 2018年11月29日

日経平均株価の終値は29日、前日比85円58銭(0.39%)高の2万2262円60銭、東証株価指数(TOPIX)は、5.81ポイント(0.35%)高の1659.47でした。
東証株価指数(TOPIX) 2018年11月29日

日経平均株価、TOPIXともに5日続伸ですが、14時過ぎからの下げが気になるところです。

私の持ち株は堅調で、損益比率は前日比 2.98%です。昨日利確した銘柄が4%近く下げたため、一単元だけ同銘柄を買い戻しました。

取得単価は、昨日までの保有分よりも低いです。配当利回りは4%近くで東証一部に上場する銘柄の平均よりも高く、また株主優待品もあります。買値からさらに値を下げていますが、しばらくは様子を見ます。

利確した分を考慮すると、今年の確定損益比率は年初来投資元本比で 11.77%、配当金を含めると14%になります。


住民税の申告不要制度で、納税負担額を少なく


税制改正が2017年度にあり、上場株式の配当に掛る課税方式が見直されました。これで所得税と住民税で異なる課税方式が選択できます。

私の場合は、この制度を利用して所得税と住民税の課税方式を分けることで負担額が少なくなります。

この制度は昨年から利用できましたが、確定申告書を税務署に提出するとともに、住民税の申告書を市区町村にも別途提出する必要があります。

市区町村への申告方法の理解が曖昧で、手間がどれほど掛るのか分からなかったため、昨年は制度の利用を見送りました。

利用方法や負担額がどれほど減るのかを、今年は準備に時間を掛けられるため調べてみました。詳細は個人により異なりますが、下記の2つの資料がわかりやすかったです。

・上場株式等の住民税の課税方式の解説 - 大和総研グループ

・証券税制早わかり 株式の税金 - みずほ証券

また各市区町村で申告の方法が異なるようです。私は今朝、電話で問い合わせてみました。申告用紙を、ウェブサイトからダウンロードできる仕組みを構築中で、来年の2月中旬には公開されるそうです。

例えば、東京都練馬区や長野県伊那市のウェブサイトでは該当するページが設けられており、申告書のダウンロードが可能です。

・株式等の譲渡益や配当に対する税金:練馬区公式ホームページ

・所得税と住民税とで課税方式を変更する手続き - 伊那市公式ホームページ

申告には手間と時間が掛るので、申告するか否かは個人の判断です。私は来年、実施してみようと思います。まさに知っている人が得する仕組みの1つです。


※ 追記(2019/01/09)

こちらの解説も分かりやすいです。
・配当金もらったら節税を 所得税と住民税で使い分け | マネー研究所|NIKKEI STYLE
日本経済新聞 2018年4月14日