2018年11月18日日曜日

会計学の誕生からジョン・アーヴィングまで。歳末読書週間


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)を2017年1月から始めて、拠出金累計額が50万円を超えました。損益率は -2.9%と一時期10%以上あったことを考えると、ここ1ヶ月で急落です。


同SBI証券で提供される「セレクトプラン」へのプラン移換を検討していますが、現在の成績を考慮するとしばらく移換はお預けになりそうです。

iDeCo口座に限らず成績が悪いのは一般口座、NISA口座で運用する投資信託も同じで、こちらは -14%、-16%とiDeCo口座の運用成績に輪をかけて不振です。さて、投資信託の不甲斐ない成績に文句をつけるのはこのぐらいにしておいて。

本を週末、図書館で借りてきました。


日経ヴェリタスの書評企画で紹介された2冊


借りたのは2冊です。

  • 「会計学の誕生」渡邉泉(岩波新書)
  • 「日経ニュースで読む 経営力の基礎知識」武類雅典(日本経済新聞出版社)

いずれの本も、日経ヴェリタスの書評企画「けいざいを読み解~くこの一冊」で取り上げられています。

2017年12月24日 発行号
・会計学の誕生

2018年4月1日 発行号
・日経ニュースで読む 経営力の基礎知識

両冊とも読書中ですが、簡単に内容をご紹介します。

・会計学の誕生

「会計学の誕生」は不正会計問題が頻発する現在においても参考になる1冊です。

会計学は過去と現在の事実(数字)に基づき、財務情報の客観性を追求するものですが、どうしてその事実に不正の入り込む余地ができてしまうのか。

過去と現在の取引事実を扱う会計の原点、複式簿記の歴史を俯瞰することで解き明かされます。


・日経ニュースで読む 経営力の基礎知識

「日経ニュースで読む 経営力の基礎知識」は、日々報じられる企業ニュースを「生きた実例」として活用し、経営学の視点、キーワードを交えて解説します。

報じられるニュースを表層的に理解するだけではなくて、その裏でどのような動きがあるのか、「知識を得たうえで現実と向き合えば、企業経営へのヒントにつながる」と著者。

両冊とも時間を空けずに併読することで、互いの内容を結びつけて理解を補完できるのではと考えています。

また両冊の合間には、私の本棚に積読(つんどく)のままだった「第四の手」(ジョン・アーヴィング)も読みたいと思います。確かこの本は、江國香織さんが紹介されたのをきっかけに手に取ったものです。