2020年3月31日火曜日

底割れ、二番底。上昇局面を逃さないためにチャートを知る


こんばんは。ひとりです。

経済ニュースを見ていると、株価チャートの動向(景気局面)を言い表す言葉がよく使われます。

最近だと例えば「底割れ」や「二番底」といったものがそれです。説明とともにチャートが提示されれば分かりやすいですが、基本的な知識として省略されます。敢えて語る必要はないと。

ここでは、チャートと合わせてその言葉の意味を紹介します。

昨年末から今年1月にかけて株価は「踊り場」を迎えていました。踊り場とはチャートの上昇局面において、一時的に上昇の動きが鈍り、横ばいに近い動きになっている状態を表します。

踊り場

株価の停滞はあくまで一時的なもので、いずれ回復基調に戻る可能性が高いといった意味合いを含んでいました。

それが一転、「頭打ち」となりました。上昇局面にあったチャートが、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにして、下落に転じたためです。

頭打ち

チャートは上昇に転じることなく「底割れ」を繰り返し、コツンと3月末には「底打ち」したかのような状態にも見えますが、いつ「二番底」に陥るか分かりません。

底割れ

底打ち

二番底

激しい値動きが「横ばい」に落ち着き、「下げ止まった」後に「V字回復」とはいかないでしょうが、「L字型回復」や「W字型回復」の局面が訪れるかも知れません。

横ばい

下げ止まり

V字回復

L字型回復

W字型回復

私が保有する個別銘柄の中には現に、L字型回復の兆しを見せる銘柄もあります。ただ大半はまだ、底割れが続いているようにも見えますが。

もうしばらくの我慢と、自分に言い聞かせます。