2020年3月21日土曜日

コツコツとつみたて投資は良いけれど、つみたて先は厳選を


こんにちは。ひとりです。

暴落相場のさなかで、つみたて投資の優位さが一括投資に比べて改めて見直されています。

私は米国ETF 4商品を年4回、定額購入しています。

特定口座
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

NISA口座
  • iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF(IJR)
  • バンガード・米国増配株式ETF(VIG)

これらのベンチマークや経費率を見ると下記のようになります。

■ バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
経費率/0.03 %

■ バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
米国株式市場の、高い配当利回りの銘柄で構成される、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
経費率/0.06 %

■ iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF(IJR)
米国の小型株で構成される、スタンダード・アンド・プアーズ Small Cap 600 インデックスと同等の投資成果をあげることを目指しています。
経費率/0.07%

■ バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成される、NASDAQ US ディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
経費率/0.06 %

つみたて投資は大きく儲かりませんが、大きく損もしません。(ただし1年や2年程度のつみたて投資は別ですが…… )

つみたて投資は、継続することが何よりです。それは今回のような暴落時にも、継続して投資したいと思う商品を選んでいるかに関わります。

もし今回の暴落で売りたくなったら、つみたて投資する商品選びを間違ったということではないでしょうか。


アクティブ型投信のつみたては無駄か


つみたて投資を継続できない気持ちは、その商品の値が今後、上昇しないということを予感してのものだと思います。

例えばアクティブ型投信がそれです。経費率が1%前後とインデックス型に比べて高い割に、結果が出せない。

商品をアピールする際に謳われる“プロ”の運用。この“プロ”は投資結果に掛かるものではありません。手数料を取って、仕事としてあなたの代わりに運用するという意味です。

またアクティブ型投信に特徴的なのが、投資家の気を惹くのが上手いという点です。インデックス型投信と同じように、5年、10年と継続して投資していればいくら偏ったアクティブ型投信でも損が出にくいのは想像できます。

ただその間、インデックス型投信の何倍もの手数料が必要です。

アクティブ型投信の大半は、市場が堅調な時にはインデックス型投信と同様に、もしくはそれ以上に上昇するが、今回のような下落相場では底なしです。それを今回、実感したがために、つみたて投資中の商品を売り払ってしまいたくなるのではないでしょうか。

かく言う私も、下記の商品で経験済みだからです。

  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)

損切りは、2019年10月末(チャート赤丸)で完了

アクティブ型投信には二度と手を出しません。これも経験から学んだことです。

アクティブ型投信は、インデックス型投信には勝てないと、あらゆる投資本で紹介されていますが、儲けたいという欲から手を出したくなるもの。

何事もやはり、自分で痛い目にあってこそ学ぶものです。今回の暴落相場の後には、どんな学びがあるでしょうか。