2018年8月22日水曜日

KDDIを始めとする通信株の値動きの粗さと買い入れの難しさ


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は22日、前日比142円82銭(0.64%)高の2万2362円55銭でした。


朝方の日経平均は小幅に下げる場面がありましたが、終わってみればプラス引けで、私の持ち株の値動きも安心して見ていられました。持ち株の評価損益比率は前日比、1.31%でした。


気になったのが通信株の値動きの粗さ


今日の相場で気になったのが通信株の値動きの粗さです。通信株の1つのKDDIは6月頭まで私が保有していた銘柄であり、売却後もその銘柄の値動きをチェックしていました。保有時の所得単価は2,854円で、今日の安値は2815.5円です。

菅義偉官房長官が21日、携帯電話の利用料について「4割程度下げる余地がある」と発言したことが値崩れの原因です。

KDDIの2日間の下落率は最大で9.6%に達しています。時価総額に換算すると一時、7000億円が溶けたことになります。


楽天が通信事業に参入すると発表した際の値動きに類似


KDDIの株価に今後、値ごろ感が出てきたとしても買いづらい展開です。場合によっては、携帯事業が利益を生まなくなるリスクがあるからです。短期資金の売買で乱高下しやすい展開が予想され、長期目線の買いは入れにくいです。

楽天が通信事業に参入すると昨年末、発表しました。KDDIの株価はそれを境にしてだらだらと下げ始めました。株価が上昇し始めたのは結局、私が購入してから 3、4ヶ月後のことでした。株価の今回の値崩れは、その時の株価の変動に似ていると感じます。

大手キャリアの携帯電話利用料が高いと感じるのは、simフリーに移行した人なら当たり前に感じていることであって、私もその1人です。