2018年8月5日日曜日

科目別難易度は。中小企業診断士試験(平成30年度)


こんばんは。ひとりです。

中企士(中小企業診断士)試験が8月4日、5日、2日間に渡り行われました。私は全7科目、両日とも受験しました。


科目別の難易度に特徴あり


中企士試験の科目別の難易度には特徴があります。科目別の合格率が全科目とも均等になる年はなく、いずれかの科目の合格率(得点率)が高かったり、低かったりといった具合です。

例えば近年ですと平成27年度の科目合格率がそうです。「財務・会計」の 36.9%に対して、「経営情報システム」は 6.4%です。この年は経営情報システムが特に難しかったということです。

翌年も続けて同科目の難易度が高くなることは少なく、翌年は例年通りの難易度、もしくは簡易化といった具合です。それが複数年に渡って科目合格を目指す受験者がいる所以です。


平成30年度試験の科目別難易度は


今年の科目合格率はどうでしょうか。公式統計は中企士協会が発表する「統計資料」を参照するとして、私個人の感想です。

勉強した人にとってみれば、全ての難易度は例年通り、もしくは簡易化したと感じました。もちろん私が正答できたかどうかは別です。

問題に取り組んでいて、特に楽しかったのが「(C)企業経営理論」です。企業経営理論は暗記科目の1つとして挙げられますが、暗記するだけではなく時事の要素を組み合わせて考えさせる問題でした。

また解法や解答を見ながらだと解けた類似の問題も、いざ試験となるとその解法の一歩が踏み出せない問題が多々ありました。過去問題の反復不足です。

反復不足が露呈したのは下記の2科目です。
  • (B)財務・会計
  • (D)運営管理(オペレーション・マネジメント)

今回不合格であっても、手応えを感じた2日間でした。何よりも足らない部分が見えた、何を補えば良いかが分かったことは、知識が身についている証です。

試験が終わった今日から、勉強を早速続けたいと思います。