2018年8月23日木曜日

iDeCo(イデコ)の改正で、運用商品数で勝負する時期が終焉


こんにちは。ひとりです。

私はiDeCo(イデコ、確定拠出年金)をSBI証券で契約しています。そのイデコについて、証券会社から封筒が届きました。


内容は、イデコ用にSBI証券が取り揃える投資商品群の変更についてです。事前に証券会社のウェブサイトで案内があったものと同じです。


下記概要です。
  • 「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」が5月1日に施行されたこと
  • 運用商品の上限を35以下に制限すること(5月1日の施行日時点で35本超の場合は、2023年までに上限数以下になるように調整)
  • 運用商品の除外には、除外対象商品の保有者もしくは運用者の3/2以上の同意が必要なこと

細かな点が他にも記載されていますが、私の保有、運用中の商品は、除外対象商品群には含まれていません。

今回の法律施行により運用商品の精査が実施され、利用者側からすれば実質、使い勝手の悪い商品、利益をもたらさない商品の振り落としと捉えられます。

商品数の多少で今後、イデコの運用機関を選ぶ時期ではないということです。商品の質に目を向ける良い機会になると思います。

また他の機関と比較すると、SBI証券は運用本数が多いです。

・商品内容でiDeCo(イデコ)金融機関を比較|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

商品数で他の機関と勝負するという意図が、イデコ開始当初にあったのかも知れません。


SBI証券のイデコ運用商品は、インデックス型が物足りない


SBI証券のイデコ運用商品群を見ると、インデックス型の商品に物足りなさを感じます。新規商品を加えようとすれば、運用商品数が制限されているため既存の商品の中から別の商品を除かないといけません。

柵(しがらみ)があるとは思いますが、例えば下記の商品がSBI証券のイデコ枠でも購入できると良いと思います。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(信託報酬/0.12960%)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬/0.12960%)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス(信託報酬/0.11772%)
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(信託報酬/0.17172%)

またまだどこの機関も導入していませんが、下記の2商品の導入も期待しています。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬/0.1728%)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬/0.15336%)

イデコの商品群や制度が見直されて、どんどんと使いやすくなれば良いです。