2018年1月19日金曜日

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと…


こんにちは。ひとりです。

結婚しない人が年々増えています。2016年の婚姻件数は、62万531件で10年前の2006年と比較して約15%減少しています。(厚生労働省「人口動態統計」)

リクルートブライダル総研は結婚情報誌のゼクシィで有名なリクルートグループの1つで、晩婚化や少子化の影響で、婚姻件数は年1%ずつ減少していくと予測します。


私は、あなたと結婚したいのです


ゼクシィといえば、テレビCMが印象的です。
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです

佐久間由衣さん(ViVi専属モデル)と、清原翔さん(MEN'S NON-NO専属モデル)が出演するテレビCMは放送回数の多さも相まって、私の周りにも共感する声がたくさんあります。

CMで使用されている楽曲はThe Zombies「This Will Be Our Year」、リリースは 1968年です。


結婚20年超の離婚が増加。気持ちのすれ違い、我慢の限界!?


理想がなければ、現実は良くなりませんが、一方で理想と現実は異なります。それは事実として知っておくべきで、結婚においても同じです。

気持ちのすれ違いからか、はたまた我慢の限界からか。結婚20年以上の熟年離婚が増加しています。国内の離婚件数は年間約23万件。先にも挙げた2016年の婚姻件数は、62万531件、およそ3組に1組が別れています。

同居期間別に見ると結婚5年未満の割合が減る一方で、20年以上の熟年離婚が増えています。また熟年離婚の件数は1980年から2016年までに、2倍近くになっています。(厚生労働省「人口動態統計」)


定年即離婚を防ぐには


定年後、夫婦がどう過ごすか。夫が加わる日常に不安を抱いている妻の姿が見えます。定年離婚をテーマにした記事が18日、新聞に掲載されています。

「定年即離婚」防ぐには
日本経済新聞 2018年1月18日

一部引用
定年後、夫婦がどう過ごすか。特に仕事人間の男性は悩みに直面しがちだ。互いに向き合う時間が長くなるだけに、熟年離婚を防ぐには努力が欠かせない。

妻との対話を心がけたり料理したり。こうした心得は一朝一夕で身につくものではない。50代から実践する夫婦に極意を聞いた。

記事中のキーワードは会話と食事(料理)、いずれも相手への気遣いが軸にあります。

記事中には「定年後のよりよい夫婦関係に向けて、夫が50歳から努力するのは当然」とありますが、定年後により良い立場、関係を築くための、夫の妻や家族に対する“根回し”のように感じます。50歳になるまでの数十年間はどうだったのかと。

そんな夫の思惑を透かし見てか「生活リズムが変化しそう」と、夫が加わる日常に漠然とした不安を抱く妻がいるようです。


年間婚姻組数100万組時代の夫婦が、40周年を迎える年に


夫婦の関係を見直すには、夫婦共通のイベントごとを催すのも1つかと思います。

婚姻組数が100万組を突破した1970年~1975年。その時代に結婚した夫婦が2015年には結婚40周年を迎えています。(厚生労働省 大臣官房統計情報部「平成26年 我が国の人口動態 Vital statistics in Japan」)

時間を共にした夫婦が、互いに感謝を表す機会が増えています。その1つが、バウ・リニューアルです。

バウとは誓いの意味で、金婚式(結婚50年)や銀婚式(結婚25年)にあたります。つまり、新たなる誓いとでもいえるでしょうか。夫婦として今後も歩んでいくことを誓う催しです。

夫から妻へ、妻から夫へ。またはお子さんからご両親へ贈るのも素敵ですね。物を贈るのも大切ですが、イベントで記憶を共有することも大切だと思います。


別れる夫婦もあれば、再び結ばれる2人も


別れる夫婦もあれば、結ばれる2人もいます。

婚姻件数が減少する中にあって、厚生労働省「国内の婚姻件数に占める再婚の割合」によると、4組に1組は再婚夫婦(片方が再婚、もしくは両方とも再婚)です。加えて、再婚に対する意識調査では9割以上が肯定的です。(ゼクシィ「『花嫁1000人委員会』アンケート」)

また「マルニ(○2)婚」として再婚式(結婚式)を挙げる夫婦もいます。その割合は約40%、一方で結婚式を挙げない夫婦は約60%です。(リクルートブライダル総研「結婚総合意識調査」)

私は独身で離婚の心配も、また今のところ結婚の予定もありません。もしご縁があっても結婚式は興味がないですね … 。


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