2018年2月15日木曜日

マッチングアプリ利用者3割、恋人できた。8%結婚まで


こんばんは。ひとりです。

街コンが流行ったのは3、4年前、それが今ではスマホのアプリで結婚・恋愛相手を探す「マッチングサービス」に移行しつつあります。


マッチングサービス市場は5年後、2018年の2.3倍に


マッチングサービスの2018年の市場規模が374億円と、2017年の市場規模256億円から46%増加しています。サイバーエージェント子会社 マッチングエージェント社調べ(日経産業新聞 2018年2月14日)

またマッチングサービス市場は5年後(2023年)、850億円を超えると予測しています。2018年の2.3倍です。

ここでいう市場規模は、「恋愛や結婚対象となるパートナーをオンライン上で紹介するサービス」を対象に、消費者が利用するときに支払う金額の年間合計額のことです。


マッチングサービス利用者3割、恋人できた。8%が結婚まで


マッチングサービス市場の拡大は、関連アプリの増加やニュースを見ていれば実感できます。ではアプリでつながった者同士が実際に会うことはあるのでしょうか。付き合うことは、また付き合いは続くのでしょうか。

マッチングエージェント社が実施する「オンライン恋活・婚活利用実態調査」では、マッチングサービスを利用して恋人ができたかとの問いに、30%の人が「恋人ができたが結婚はしていない」と回答。8%の人が「恋人ができて結婚した」と答えています。※ 20~49歳のマッチングサービスの利用経験者を対象に、2017年9月8日~14日に実施。500人から回答。

また、同サービスで実際に出会った人の数は平均3.4人。男女別では男性が2.9人の女性と、女性が4.0人の男性と出会っており、女性の方が出会いが多い結果となっています。

マッチングサービスを利用して良かったと思うことを尋ねると、40%が「日常で知り合えないタイプの人と知り合える」と回答しています。ほかに「気軽に恋活・婚活が始められる」と答えた人も38%います。


街コンとマッチングサービスアプリの違いは時間軸に


マッチングサービスアプリの利用形態を見てみると、男性の利用は有料、女性は無料というものが大半です。この料金形態の善し悪しは別にして、女性が気軽に恋活・婚活が始められることにつながっているのでしょう。またそれに釣られるように男性の有料参加者が増えていくのでしょう。

街コンとマッチングサービスアプリの違いがあるなら、それは時間軸ではないでしょうか。街コンの場合、多くは1日限り、しかも異性と会話できるのはせいぜい10分ほどです。いかに短時間で印象づけるか、もしくは見た目が好みかどうか。好みでなければ中身も知りたくないと、そんな判断基準が当たり前です。

一方でマッチングサービスアプリはどうでしょうか。見た目や条件で判断する、されるのは当たり前ですが、その判断に費やされる時間が街コンよりも長く、加えて場の雰囲気に影響されないため、判断の精度も高まるように思います。

街コンに向いていなかった人が、マッチングサービスアプリではうまくいくことも、またその逆もあるかもしれません。


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