2018年2月18日日曜日

東証セミナーに参加。株価下落時に投資家が行う3つのこと


こんにちは。ひとりです。

日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。

2月16日(金)18:30~20:00
「河合ゼミナー 投資ストラテジー塾」(JPX・カブドットコム証券 共催)
講師:河合達憲さん(カブドットコム証券 投資ストラテジスト)


株価下落時に投資家が行う3つのポイント


河合ゼミナーへの出席は前回を含めて2回目です。初めて参加した際には出席者が、雑談感覚でおおっぴらに投資やお金の話をする場面が新鮮でした。その雰囲気は今回も変わりません。

前回の投稿です。
2018/1/20
投資戦略セミナーに参加。カブドットコム 河合達憲氏

日経平均の2月に入ってからの下げから話題が広がり、今回の下げを中長期のチャートと照らし合わせて解説されました。またこのような時に投資家が行う3つのポイントを紹介されています。
  1. 現状分析/日経平均が何%下がったのか、事実を確認する
  2. 理由・背景/日経平均がなぜ下がったのか、その理由を確認する
  3. 未来予測/日経平均が回復するまでに要する時間を、過去の事例を参考に予測する
その上で、
  • 投資可否を判断、実行する(投資するのか、もう1段の下げを予測して待つのかなど)

私は投資経験が浅いために、投資成果に結びつくような分析がまだできませんが、そんな人の参考になる方法も紹介されています。それがアクティブ系ファンドの動きを大量保有報告書で確認することです。


大量保有報告書で、アクティブ系ファンドの投資銘柄を確認


アクティブ系ファンドの動きを参考にする投資方法は以前、投資信託の組入上位銘柄を参考にする投稿でも紹介しました。

2017/12/9
銘柄選別の秘訣。投資信託の組入上位銘柄を参考に

アクティブ系ファンドの動きを参考にするもう一つの方法が、日経平均が大きく下げた今回のようなタイミングで、アクティブ系ファンドが買い増した銘柄、もしくは新規に保有し始めた銘柄を確認することです。その判断基準になるのが、大量保有報告書です。


日経ヴェリタスにも大量保有報告書のページがあり、私も毎週チェックしています。例えば「ひふみ投信」で有名な、レオス・キャピタルワークスが大量保有報告書を提出すると、翌週にはその銘柄の株価が上がることがよくあります。レオス・キャピタルワークスの投資銘柄に、個人投資家が追随していると想像できます。

上場株式等を、5%を超えて保有する場合に大量保有報告書の提出が必要です。また大量保有者となった日から5営業日以内に提出しなければいけません。大量保有報告書はインターネットで検索すると速報が得られます。ぜひ参考にご覧ください。

大量保有報告書 - Google 検索

ちなみに今回のセミナーで名前が挙がった銘柄の1つが、大量保有報告書に掲載されています。買うかどうかは別にして、その銘柄の株価が今後どうなるのか追っていきたいと思います。