こんにちは。ひとりです。
結婚と恋愛について、興味深い記事がありましたので紹介します。「三高」「三優」と表現されるように、女性が男性に求める条件を結婚と恋愛で区別しているとも捉えられる内容です。
イクメン・一途・節約家。結婚相手には「三優」を
女性が、結婚したい男性に求める条件が紹介されています。
結婚相手、「三優」がいい!! JCB、女性1000人調査、イクメン・一途・節約家、三高は下位に。
日経流通新聞 2018年2月21日
結婚相手は「三高」より「三優」を。理想の結婚相手を調査した結果、家族に優しく家事・育児を率先、浮気しない(妻だけに優しい)、家計に優しい節約家の「三優」が人気の上位を占めました。(20~39歳の働く女性1,000人を対象に2018年1月12~15日まで、JCBがインターネットアンケートを実施。500人が回答)
「結婚相手に選ぶならどんな人がいいか?」
- 1位 育児や家事をしてくれる人 53.7%
- 2位 浮気と無縁で自分だけに優しい人 42.1%
- 3位 仕事を頑張る人 32.2%
- 4位 会話が面白い人 27.6%
- 5位 節約が得意で家計に優しい人 24.8%
周囲に自慢できる好条件よりも、長い結婚生活を見据えて協力して家庭を築ける男性へと理想が変化していることが分かります。
かつての結婚相手には、高収入、高学歴、高身長を求める「三高」傾向がありましたが、今回の調査では3つ全ての条件が7位以下に。
- 高収入な人 7位(16.4%)
- 背が高い人 13位(6.5%)
- 高学歴な人 16位(4.3%)
記事では「今どきの若い女性にとって、三高はもはや過去の話」と締めくくっていますが、果たしてそうなのでしょうか。
例えば「結婚相手」と限定する質問だから、このような回答になったのではないでしょうか。男性に求める条件は優先順位の差こそあれ、以前とさほど変わっていないように思います。
恋愛の先にある結婚か、恋愛とは別物としての結婚か
以前は恋愛の先にある結婚として、男性の条件を見極めていたとも考えられます。それが今では、恋愛するならおそらく「三高」寄りに、結婚するなら「三優」寄りにとなっているのでは。男性に求める条件が、結婚と恋愛では別物という事実です。
数多ある婚活ブログの中には、それが露骨に言葉にされています。男性を品定めする際に「結婚相手としては優しそうでいいかもしれないけど、恋愛相手としてはちょっと…」というニュアンスがそこら中に散らばっています。匿名性が高いブログだからこその本音でしょう。
理想は三高でもあり、三優でもあるのです。うがった見方をすると、女性は意識せずとも結婚と恋愛で、男性に求める条件を区別しています。あくまで事実であって、区別している女性が良い悪いにはつながりません。
また先の記事中には節約志向も話題に挙がっています。私が興味を持ったのは、節約が得意な女性は、デート代を割り勘にする人が多いという結果です。調査結果にもあるように節約が得意な人ほどデート代を男性に任せて、費用を浮かせている印象がありました。しかし割り勘にする女性の方が、金銭感覚がしっかりしており、日常生活での節約に自信があるようです。考えてみれば、なるほどそうです。
女性が男性の条件云々といっている間にも、男性から女性も品定めされていることを忘れてはいけませんね。
男女が相手に求める条件に多少の妥協こそあれ、なかなかお目当てに適う人を見つけるのは難しいのでは。皆さんよく結婚相手を見つけますね。独身のつぶやきです……。