こんにちは。ひとりです。
仕事や投資のアイデアになる記事が新聞にはたくさんあります。その1つに日経産業新聞に連載中の「行動経済学を学ぼう」があります。
松か竹か梅か、迫られたら。ピンチ対応、物は言いよう
「行動経済学を学ぼう」は働き方特集の1つで、山本御稔さん(東京国際大学 客員教授)が毎週木曜日の紙面に連載されています。連載は2017年9月20日から始まり、22日で20回目を迎えます。
20回分の副題を挙げてみます。
- 「勘定より感情」の分析理論。
- 論理より直感、人間の性。
- 松か竹か梅か、迫られたら。
- ピンチ対応、物は言いよう。
- 「人間中心」にノーベル賞。
- 不要なことは判断しない。
- 苦手な相手、話してみる。
- ほめても叱っても成果同じ。
- 時には速読より熟読を。
- 全員で頑張れば相乗効果。
- 不正では?演繹的に判断。
- 本当に24時間働けますか。
- 100年後の1000万円。
- 失敗の悔しさ、成功への糧。
- 失うことに悲観不要。
- 800円のリンゴ、なぜ完売。
- 長時間労働、意味なき伝染。
- 頑張り続ければ無理生ず。
- 1点集中こそミスの元。
- 自分と他者、大事なのは?
副題だけを見ても記事内容が想像できるものがいくつかありますね。例えば3回目の「松か竹か梅か、迫られたら。」は極端回避性、4回目の「ピンチ対応、物は言いよう。」はフレーミング効果でしょうか。
以前紹介した「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」にも同様の内容が紹介されています。
2018/2/12
かくもヘンテコな…。ブルータス連載「ヘンテコノミクス」

「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」。雑誌「BRUTUS」の人気マンガ連載を書籍化したものです。表現方法は漫画で、一読するとすんなりと内容が頭に入ってきます。書籍のタイトルにもあるように行動経済学をテーマにした書籍です。
15回目の「失うことに悲観不要。」は株式投資にも通じます。得る喜びと、失う悲しみはどちらが大きいのでしょうか。
投資を長く続けるための知恵として私はこの連載を捉えました。行動経済学は株式投資とも親密な関係ですね。