2019年2月22日金曜日

健康経営銘柄。選ばれても、肝心の株価は青ざめて不健康です


こんにちは。ひとりです。

健康経営という言い回しを、ここ3、4年でよく聞くようになりました。従業員の健康増進に取り組むことが士気を高め、ひいては生産性、業績の向上につながるというものです。

対外的な効果や目的は、働きやすさや活気がある姿を通じた企業ブランドの浸透、人手不足の昨今にあっても優秀な人材を確保したいというものでしょう。


キャノンやオムロンも。経産省主催、健康経営アワード2019


「健康経営アワード2019」(経済産業省が主催)の表彰式が21日、都内で開催され、「健康経営銘柄」と「健康経営優良法人」が認定されました。

健康経営銘柄は、東京証券取引所に上場する企業の中から従業員の健康増進に取り組む企業を評価する制度です。

2019/2/21
・「健康経営銘柄2019」の公表について - 日本取引所グループ

花王やテルモ、大和証券グループ本社など6社は5年連続の認定で、いずれの企業もブランドの向上に積極的な印象を受けます。

キヤノンやオムロン、古河電気工業など16社は初認定です。

日本取引所グループのウェブサイトにある選定企業の紹介レポートを見ると、銘柄の紹介とともに健康経営の現場からとして社員の写真が掲載されています。

投資先銘柄を選定する際の材料の1つにはなりますが、社員が健康だからといって、株価もそうかと問えば、現実は違います。不健康で青ざめた株価も見受けられます。従業員と同様に株価も早く健康になって欲しいです。